先日、ハノイ土産でビーンケーキを頂きました。ベトナムで「ケーキ」と言えば、中秋節に食べるムーンケーキ、旧正月に食べるスクエアケーキがあります。どれもケーキとは言えない食べ物だったので、「ケーキ」と名の付く食べ物に多少の苦手意識があります。果たしてビーンケーキはどんなお菓子なのでしょうか。

パッケージにはベトナムの国花の蓮の花、そしてビーンケーキであろう黄色いサイコロ状のものが写っています。箱を開けると中から出てきたのは24個の小さな箱でした。どうやら、ばらまき用のお土産として使えそうです。






箱には油染みのような後がついているものもありました。さて小さな箱を開けると銀紙に包まれた6個の小さなキューブが出てきました。「これがケーキ?」と思わず言ってしまいそうな見た目です。

1つ指で摘まんでみると、いまにも崩れてしまいそうな程柔らかいです。食べてみると、どこかで食べたことがあるような味です。日本の食材で例えるなら「きな粉」を食べているような感じです。食感、味、口の中の水分がなくなる感じなど、きな粉にそっくりでした。






調べたところ、バインダウサインとベトナム語で言うそうです。使われているのは緑豆粉、砂糖や油またはココナッツミルク使う場合あるそうです。それらを混ぜ合わせて固めたお菓子ということです。こんなに小さいのに高カロリーなので食べ過ぎ注意です。






ベトナムのお茶請けとして食べたり、旧正月などのお祝いの席でも食べるビーンケーキ。はす茶と一緒にお土産で配るのも良いかもしれません。ぜひベトナムのきな粉風味菓子を食べてみてくださいね。

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