イタリアの台所に欠かせないズッキーニ。
日本のキュウリと同様、スーパーに行けば一年中出回っていますが、本来の旬は夏です。
とにかく安くて、いろいろな料理に使えるズッキーニ、イタリアンマンマが常備している野菜の一つです。

この時期、市場やスーパーにはズッキーニやカボチャの花も販売されるようになります。
「フィオーリ・ディ・ズッカ」と呼ばれるこのエディブルフラワー、中にモッツァレラやアンチョビを詰めて焼いたりフライにしたり、パスタの具にしたりと大活躍。
パックに入れられて売っていることもありますが、市場で花束になっているズッキーニの花は、買った後にウキウキとした気分にさせてくれるかわいらしさです。

花なので、日持ちはしません。
買ったその日に、簡単な処理をして調理します。
実の部分ズッキーニと同様、鮮やかな黄色の花を調理し口に入れると、夏が近いことを実感。
このズッキーニの花のフライは、ピッツァ屋さんの定番でもあります。
ピッツァやさんでは、さまざまなフライが前菜として登場しますが、ズッキーニの花は定番中の定番。
観光客としてローマを訪れた人も、切売りピッツァやピッツェリアで気軽に味わうことができます。


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