複雑なサマータイム　現地の人も混乱【メキシコ】

広大な国土を誇るメキシコでは4つのタイムゾーンがあります。
さらに「サマータイム」を導入しているので、3月の末ごろから10月末までは夏時間なるという非常に複雑なスケジュールになっています。

メキシコシティなど大きな都市で生活をしている場合には、時計を1時間進めたり、戻したりするだけなのですが、メキシコ国内を移動するときには注意が必要です。
さらにローカルルールが多いのがメキシコ流で、例えば、アメリカと国境を接している場所では、サマータイムの期間がアメリカの時間に合わせて設定されています。
これはティファナやバハ・カリフォルニアなどが該当します。
他にもソノラ州やカンクンがあるキンタナロー州では、サマータイムそのものを導入していません。

最近のスマートフォンや腕時計では、GPS機能によって自動的に時刻が修正されますが、本当にその時間があっているのかどうか、現地の人でも混乱してしまうことが多いです。