海外に暮らすと日本の良さがわかりますが、その中でもトップクラスで素晴らしい、と思うのが荷物の配達です。
不在時にはちゃんと不在票が残され、再配達の日・時間を細かく指定でき、しかも必ずその時間に来るという、日本でごく当たり前の事ですが、マレーシアでは事情が違います。
マレーシアでは基本的に配達は1回しかありません。




宅配業者の場合、マンションに住む人が不在なら、管理人室に荷物を預けたり、あらかじめ指定された荷物の置き場所(警備員の側の事が多い)などに置いていきます。
一戸建では、家の前に置いたり、フェンス越しに敷地へ入れたり、さまざまですが、宅配業者は荷物を持ち帰らないのが普通のようです。
そして、荷物を預けた、置いた旨はSMSで写メを撮って送ってくれます。




郵便局の場合は、受け取りサインが必要なため、その日の朝に「今日荷物届けるけどいる?」と連絡が来ます。
マンションはセキュリティー上、配達員がロビーまでしか入れないため、住民はそれぞれロビーに取りに行きます。
不在の場合、局へ持って帰ります。
受け取り主は、不在票や送られてきたSMSで荷物が保管されている場所が確認できます。
もちろん、再配達を頼むこともできますが、日数が5日ほどかかるうえ、時間指定もできないので、自分で取りに行くことがほとんどです。


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