スペイン料理と言えば、まず「パエリア」をイメージされる方は多いのではないでしょうか。

パエリアの発祥の地はオレンジの産地としても有名なバレンシアと言われています。パエリアと言えば魚介類がたくさん乗っているお米料理を思い浮かべられると思いますが、本場のバレンシアのスタンダードなパエリアの具は何と、「ウサギの肉」、「カタツムリ」が乗っていて、その他莢ごとの平らなマメ(ごついさやえんどうの様な感じ)、パプリカです。

スペインではウサギ肉は珍しい食べ物ではなく、スーパーの精肉コーナーでも普通に売られています。生のカタツムリをスーパーで購入する事はできませんが、専門店でなら購入できます。






ウサギ肉はちょっとぱさついた鶏肉の用な感じ、カタツムリは陸の巻貝と考えると少し敷居が低くなるのではないでしょうか。

バルセロナは海沿いの街で、新鮮でおいしい海鮮で有名です。もちろん、魚介たっぷりのパエリアはどのお店でも提供していて、元祖の「ウサギとカタツムリ」より多く目にします。

日本ではなかなか口にする事が難しい元祖の味にチャレンジしてみたい方はバレンシアタイプのパエリアを、魚介のパエリアがよければ「パエリア デ マリスコ(魚介のパエリア)」を楽しんで下さい。

ただし、ウサギ肉は鶏肉よりも高価なので、観光客用のお店ではウサギ肉ではなく鶏肉を使っている所も多い様です。

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