学生時代に東南アジアをバックパック旅行した人は、タイの国鉄を利用したことがある方も多いかもしれません。
タイ国鉄のターミナル駅は長らくフアランポーン駅でしたが、今後バンスー中央駅という新しい駅へ機能移転することになっています。
東南アジア最大のターミナル駅となるこの駅について、今回は紹介します。

長らく建設が続けられてきたバンスー中央駅は、昨年の2021年に完成しました。

筆者は1度見に行きましたが、とにかく巨大でなかなか全部を写真におさめることができないほどです。
現行のフアランポーン駅はヨーロッパの駅を模した美しい駅ですが、バンスー中央駅は無機質で現代的な駅となっています。
敷地の広さを活かし、昨年から今年にかけてはワクチンの大規模接種会場として利用されています。




昨年11月29日には、郊外路線のSRTレッドラインと呼ばれる一部路線の列車のみバンスー中央駅から運行が開始しました。
そして予定では翌月12月23日に現行駅を発着している列車の大半をバンスー中央駅へ機能移転することになっていましたが、直前になって政府発表により延期となりました。

2022年4月現在、まだ移転日については発表はありません。
急な変更はタイでは珍しくないので特に驚きはありませんが、いつ正式移転するのか多くの人が関心を持っています。

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