中国重慶で腐ったみかんの有毒ガスで3人窒息死
中国重慶で腐ったみかんの有毒ガスで3人窒息死
中国重慶市でみかんを大量廃棄した穴に入った6人がガスで窒息し、3人が死亡する事故が発生した。中国中央テレビ(CCTV)と聯合ニュースなどによると、昨年12月26日、重慶市海底区の昌沙鎮でみかんを大量廃棄するために掘った穴の復旧作業中に、作業員がガスで窒息して死亡した。

 報道によると、事故現場では穴埋め作業が進行中だった。作業のために穴の中に入った作業員が突然意識を失って倒れたという。突然倒れた作業員を救うために穴に入った住民5人も意識を失った。

 穴の中で倒れた彼らは通報を受けて出動した救助隊によって病院に運ばれたが、そのうち3人が死亡した。地主は調査過程で「土地を貸したら、いくつか深い穴が掘られ、そこにみかんが大量廃棄されていた」として「放置された穴を埋める過程で事故が起きた」と釈明したと伝えられている。

 現地では死亡者は穴に捨てられたみかんが腐敗して発生した有毒ガスにより窒息したものと推定している。当局は調査チームを構成し、事故経緯などを調査した後、不法行為が明らかになった場合、処罰するを決定する方針だ。
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