アイルランドはEU(欧州連合)加盟国のひとつで、1999年1月1日からユーロ通貨を導入している国のひとつです。

EU加盟国のうち、20か国が公式にユーロ通貨(€)を導入しています。
その他にも、アンドラやモナコ、サンマリノ、バチカン市国でも公式な協定により、ユーロ通貨を使用することができます。

これらの国で共通の通貨として利用されているのですが、それぞれの国で発行される硬貨には、それぞれの国のシンボルなどが刻まれています。

EU加盟国を旅行してお釣りで硬貨をもらうとき、よく見るとさまざまなデザインの硬貨を目にすることと思います。

ユーロ硬貨の1つの面には、それぞれ1セント、5セント、10セント、20セント、50セント、1ユーロ、2ユーロと書かれており、ヨーロッパの地図が刻まれています。もうひとつの面には、国によってデザインが変わります。

アイルランドの硬貨には、アイルランドの伝統的なシンボルであるハープがデザインされています。

たくさんの人が国外に持ち出したユーロ硬貨を使ってお買い物や食事などをするので、アイルランドにいても、さまざまな国で発行されたお釣りを目にすることでしょう。
お釣りをもらうときは少し気にしてデザインを見ても面白いですよ。

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