12月、街にクリスマスのイルミネーションが灯ると優しく寛大な気分になる人は少なくないでしょう。
マルシェ・ド・ノエルの通りを歩くとフルーツとスパイスが混ざったヴァン ショ(ホットワイン。赤白あり)やクレープ、焼き栗等の甘い香りが漂ってきます。

 そしてワインショップやスーパーのワインコーナーではクリスマスモードにラッピングされた華やかなシャンパンやクレマン(各地方で造られる上質な発泡ワイン)が。
中でもこの時期向けに造られている伝統的なワインは、フランスらしさを演出してくれる絶好のアイテムです。
その一つがミュスカ・ド・ノエル。

 このリヴザルト(フランス南部)の甘口白ワインは、通常のミュスカ種のワインに先駆けて収穫年の11月、第3木曜日から飲むことができ、フレッシュなミュスカ・ド・ノエルの醍醐味を味わうことができます。




 歴史を遡ること14世紀、後の「ミュスカ・ド・ノエル」はバルセロナの王宮でクリスマスを祝う宴に振る舞われるのが伝統でした。
その後この伝統はリヴザルトがあるルシヨン地方のぶどう栽培者たちや周囲の知り合いの間でのみひっそりと引き継がれていたのです。

 こうして時は流れ、1997年、この一番ミュスカをもっと広く楽しんでほしいと動いた熱心な栽培者グループの努力が実り、「ミュスカ・ド・ノエル」が誕生したのです。
 クリスマスのご馳走でフォアグラのような濃厚でコクのある前菜のお供に、又はデザートワインとしてなど、冷やしていただけばパーティの気分が華やかに盛り上がります。
 御馳走の最後はクリスマスブレンドの紅茶でしめましょうか。


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