メキシコに赴任してきた人が1~2か月後によく言う台詞が「意外とサボテンないですね」です。
メキシコといえばサボテンというイメージがあり、スーパーや市場でも食用のサボテンが販売されているのを見るとどこにでもあるようなイメージがありますが、実際にメキシコ国内を移動しているとサボテンを見かけることはまれです。
メキシコシティの北にある世界遺産「テオティワカン」にサボテンが生えていますがこれは観光用に植えられたものであり、自然に植樹しているものではありません。

 北部の砂漠エリアに行ってもサボテンがたくさん生えているような光景はなかなか見ることができません。
それよりも荒涼とした大地が広がっているところやユカタン半島に行くとどこまでも熱帯のジャングルが広がっている光景を目にします。

 「メキシコ=サボテン」というイメージはお土産物やテレビなどを通して知られている部分が多く、このイメージをもってメキシコに来るとなかなかサボテンを見かけないことに驚くと思います。


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