食べ物に行列ができるのは日本だけ、なんて言いますし、実際中東でレストランはもちろんどんな場所でもなにかに並ぶ人たちを見たことはありませんでした。
しかし!ヨルダンのあるスイーツ屋さんでついに、行列を発見したんです。




首都アンマンにあるスイーツ屋さん、“ハビーバ”。
愛しい、ラブリー、みたいな意味です。
ここでの行列は毎晩のことらしく、お目当てはアラブスイーツの代表ともいえる“クナーファ”。
小麦粉の生地にクリームを挟んで焼き上げ、甘いシロップをかけたもの。




お店に入ると大きな丸いお盆に出来上がったクナーファが並べられており、欲しいサイズや重さを伝えるとそこからヘラで切って提供してくれます。
回転率は速く、どんどん新しいクナーファが店頭に運ばれてきていて、キッチンの忙しさが垣間見えるのもまた一つの楽しみ。
まさに老若男女といえるたくさんの人々が集まり、お店のまわりに座ってほおばる様子は、世界に通じる甘党精神を感じさせられます。



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