日本食ブームが中国の成都にもやってきています。デパ地下には、必ずと言っていいほど「日本食コーナー」があり、いろいろな調味料をはじめ、たくさんの日本製品が並んでいます。その中でも一番人気は、何といっても「お寿司」。

中国人は「生」、つまりお刺身や生卵といった、火を通していない食品が苦手で、日本人が好む「にぎり寿司」である生魚がのったお寿司を好まない方が大部分です。でも、なぜかサーモンは生で食べて「美味しい!」との好評価。コレは不思議でなりません。

「にぎり寿司」の大部分はサーモンで、後は「うなぎの蒲焼」や、「肉そぼろ」がのっていたりと、日本人から見ると、不思議なお寿司がズラリと並んでいます。






また、中国人のお寿司と言えばもっぱら「巻き寿司」のことで、日本人が教えたわけでもない、見よう見真似の、うす~いペラペラ巻き寿司が沢山あります。
巻き寿司の中には、中国ザーサイ(中国お漬物)やピータンなども入っていますし、豆腐などが入っていることもあります。

中国人が好む「巻き寿司」の味は、何とも不思議な味です。旅行などで訪れた際には、思い出の一つとして口にしてみるのもいいかもしれません。


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