スリランカと言われて何が思い浮かぶでしょうか。
日本と一番馴染みのあるものと言えば「セイロン茶」ではないでしょうか。
飲みやすく誰にも愛されるお茶ですよね。
しかしセイロン茶以外にもスリランカといえば「アーユルウェーダ」が有名です。

5000年もの歴史をもつアーユルウェーダは古代インドの伝統医学のことを指しています。
サンスクリット語で「アーユル」は生命、「ウェーダ」は科学という意味があります。
ただのマッサージとは違い、自分自身が自らの心と身体の状態を知ることで健康的な生活を送ることを目的としています。
病気になってから治療をするのではなく、健康を維持し病気を予防する「予防医学」を基本としています。

アーユルウェーダはそれぞれの体質に合わせて治療を行います。
ですから、施術前には基本的な問診や体重などを測ってから始めます。
人間の体質には五大(5つの祖大元素)からなるヴァータ(風)、ピッタ(胆汁・熱)及びカパ(粘液・痰)という3つの体液、病素のトリ・ドーシャ(バランス)が取れていること、食物の消化、老廃物の生成・排泄が順調で、サプタ・ダートゥ(肉体の7つの構成要素)が良い状態であることが挙げられます。
スリランカに旅行に行くとどこへ行ってもアーユルウェーダが体験できます。
観光客向けの場所はあまり安くはないですが、地元民向けの場所はお得に施術が受けられるので、スリランカに行った際には絶対にやりたいことの1つです。


Copyright(C) wowneta.jp