11月5日はガイ・フォークスデイというイギリスでは大きなイベントでした。
昔ガイ・フォークスという首謀者とカトリック教信者たちが国王と議員たちを殺害しようと計画し、国会爆発を企てたものの無事めでたく未遂に終わり、関係者は処刑されたということから、ガイ・フォークスの人形を燃やし、花火で祝うという風習が残っているのです。
何だか怖い風習ではありますが、今ではただボンファイア・ナイトといって広場などの中央に高く積み上げた薪の山を燃やし、花火をして楽しむ、というお楽しみ行事としてイギリスではハロウィンよりも定着しているものです。




大きな公園などで大々的に行われるのも大盛況なのですが、各家庭での花火パーティーもさかんで、お友達のうちに招待されました。
寒いのでスパイスいっぱいのタイカレーを作っていてくれましたが、ジャケットポテトを手にもって花火を見ると手も暖まってよかったです。
伝統としてはトフィーアップルというリンゴ飴みたいなものを食べるらしいです。




花火はコストで花火セットを買ってきてくれていました。
個人でも結構綺麗な打ち上げ花火もあり、地面から吹き上げるタイプの花火も盛大で綺麗でした。
しかし日本の夏の花火大会のよさを知っているものからすると、とにかく寒いので防寒を完璧にしないと楽しめないですし、何もこんな本格的に寒くなったときにやらなくても、と思ってしまいます。


Copyright(C) wowneta.jp