ワウネタ海外生活
  • 各国基本情報
  • カナダ基本情報
  • アメリカ・ロサンゼルス基本情報
  • ブラジル基本情報
  • 韓国基本情報
  • 台湾基本情報
  • ベトナム基本情報
  • カンボジア基本情報
  • インド基本情報
  • ニュージーランド基本情報
  • スペイン基本情報
  • フランス基本情報
  • イギリス基本情報
  • アラブ首長国連邦(UAE)基本情報

インド旅行の基本情報

世界遺産のタージ・マハル
<世界遺産のタージ・マハル>
・正式名称:インド共和国(→インド)
・首都:ニューデリー(New Delhi)
・面積:約329万km2㎢(ニューデリー42.7㎢)
・人口:約13億2400万人、2016年基準(デリー約1898万)
・日本との時差:-3.5時間
・通貨:ルピー(Rs)

『インドの行政区分』
インドは29の州(states)と、7つの連邦直轄領(union territories)から構成されています。
首都ニューデリーはデリー首都圏(Delhi)に属しています。

デリーの位置
デリーの位置
1. アンダマン・ニコバル諸島連邦直轄領
2. チャンディーガル連邦直轄領
3. ダードラー及びナガル・ハヴェーリー連邦直轄領
4. ダマン・ディーウ連邦直轄領
5. ラクシャディープ連邦直轄領
6. デリー首都圏
7. ポンディシェリ連邦直轄領
1. アーンドラ・プラデーシュ州
2. アルナーチャル・プラデーシュ州
3. アソム州
4. ビハール州
5. チャッティースガル州
6. ゴア州
7. グジャラート州
8. ハリヤーナー州
9. ヒマーチャル・プラデーシュ州
10. ジャンムー・カシミール州
11. ジャールカンド州
12. カルナータカ州
13. ケーララ州
14. マディヤ・プラデーシュ州
15. マハーラーシュトラ州
16. マニプル州
17. メーガーラヤ州
18. ミゾラム州
19. ナガランド州
20. オリッサ州
21. パンジャーブ州
22. ラージャスターン州
23. シッキム州
24. タミル・ナードゥ州
25. テランガーナ州
26. トリプラ州
27. ウッタル・プラデーシュ州
28. ウッタラーカンド州
29. 西ベンガル州
デリーの名所。上左よりロータース寺院、インド門、フマーユーン廟、コンノート・プレイス、アークシャルダーム寺院
デリーの名所。上左よりロータース寺院、インド門、フマーユーン廟、コンノート・プレイス、アークシャルダーム寺院
デリーのエルア
市内はムガル時代に発展したオールドデリーと、イギリス領時代に作られたニューデリー、そしてインド独立後に発展した郊外の3つに分かれる。

【インドナビ】デリーなの?ニューデリーなの? | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

●ニューデリー
オールドデリーの南に位置するインドの政治・経済・文化の中心。1911年にイギリス統治下で建設が始まり、首都機能が集約してあります。中心部のコンノート・プレイスにはデリーメトロの中心駅があり、市内各方面へのバスが発着します。また北側にはニューデリー駅が置かれ、長距離列車が発着するターミナル駅になっています。世界遺産に登録されているフマーユーン廟(Humayun's Tomb)、デリー最大のシーク教寺院グルドワラ・バングラ・サヒブ(Gurudwara Bangla Sahib)が見所にあります。
※インドの首都は日本の教育現場では「デリー」と指導されますが、日本の外務省のサイト、インド政府の公式サイト、国連の地名標準記法一覧表では、「ニューデリー」と表記されています。

●オールドデリー
ニューデリー建設時における本来のデリーで、ムガル帝国の首都だった地域です。現在のデリー市中心域の北端にあたります。エリア中央にあるインド最大のモスク、ジャーマー・マスジド(Jama Masjid)や北東端にあるムガル皇帝の城塞、レッド・フォート(Red Fort)など歴史的建造物が多いエリアです。

●郊外エリア
さらに南の地区は12世紀に建設された最も古いデリーであり、古代の城塞都市の遺跡が点在します。世界遺産に登録されたクトゥブ・ミナール(Qutub Minar)や蓮のデザインが特徴的なロータース寺院(Lotus Temple)があります。ジャムナー川東岸には、世界最大のヒンドゥー寺院であるアークシャルダーム寺院があります。

人口
・インドの人口約13億2400万人のうち、デリーは約1898万。
・ムンバイに次ぐ、人口第2位の都市

鉄道・地下鉄
・地下鉄はデリー及びその近郊に路線網を持ち、市内観光に最も効果的な移動手段です。
・6路線があり、空港と市内を結ぶエアポートエクスプレス線もあります。
・路線ごとに色わけがされています。
・料金はツーリストカードの1日券が100ルピー、3日券が250ルピー(別途デポジット50ルピーが必要)
・インドは鉄道大国で、主要都市間はもちろん全土に網目のように路線網が広がっています。
・ニューデリー駅はインド国内を鉄道で旅する際の拠点になります。
・24時間営業の外国人専用窓口も設けられています。

【インドナビ】これぞインド旅行のはじまり!ニューデリー駅 | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

バス
・地下鉄やタクシーに比べ、割安料金で短距離間を移動できます。
・路線は多く複雑で、旅行者がルートを把握するのは難しいです。
・料金は5-10ルピー程度
・バスは地元の人が主に使用する為、混雑時でのスリや痴漢等のトラブルに注意しましょう。

ヒンディー語
ヒンディー語
言語
公用語はヒンディー語。かつてインドがイギリスの植民地であったため、準公用語として英語が指定されています。その他に18言語を州公用語に定めています。

【インドナビ】ヒンディ語で旅をもっと楽しく! | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

文法と語彙
ヒンディー語はインド=ヨーロッパ語族のインド・アーリア語派に属されます。SOV(主語、目的語、述語)の語順をとり、形容詞や名詞が修飾する名詞に前置され、後置詞を持つなど、基本的な語順が日本語に似ています。語彙は、南アジア及び東南アジアで用いられた古代語であるサンスクリット語を多く取り入れています。

デーヴァナーガリー
インド憲法ではデーヴァナーガリーで表記されたヒンディー語を連邦公用語と規定しています。インド国内の公共表示では英語式アルファベットに準じたラテン文字表記も併用されることが多くあります。デーヴァナーガリーはヒンディー語のほか、マラーティー語、ネパール語、古典語のサンスクリットなどの表記にも用いられます。 デーヴァナーガリーの特徴として、シローレーカーと呼ばれる上部の横線画で繋がっている点が挙げられます。この横棒は、書き順から言えば、最後に「仕上げ」として書かれます。文字は左から右へと書き表されます。

インドの歴史
インドの歴史は古く古代にさかのぼります。紀元前2500年頃インダス河流域に高度なインダス文明が栄えました。紀元前1500年頃北西域からアーリア人の侵入が始まり、先住民族であったドラヴィダ人は次第に大陸の南へと追われていきました。紀元前5世紀頃に興った仏教は前3世紀マウリヤ朝の時代にアショーカ王の保護のもと最盛期を迎え、その後、インドのみならず周辺各国へ広く影響を及ぼしました。紀元後もシルクロードの中継地点として数々の王朝が栄えます。

10世紀初頭、イスラム教の侵入が始まり、16世紀にはイスラム教国であるムガル帝国がインド大陸の大半を統一することになります。17世紀初頭からは東インド会社の名のもとでイギリスの侵入が拡大していき、1857年のインド大反乱後を契機にムガル帝国を滅ぼし直接統治が成立しました。

2度の世界大戦においてインドはイギリスに多大な協力をしました。多くの犠牲を払うなか、マハトマ・ガンジーの指導を中心に独立の気運が高まっていきます。同時に国内でのヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立が激化し、1947年8月15日、英領インドは、ヒンドゥー教を主とする国インドとイスラム教を主とする国パキスタンに分離独立し、ここにインド共和国が成立しました。

デリー/ニューデリーの歴史
デリーは12世紀以降各王朝の首都がおかれてきましたが、その位置は各王朝によって異なります。古くはムガル帝国中期に建設された市街地である現在のオールドデリーだけの町でした。イギリス統治下の1911年、英領インドの首都コルカタからニューデリーに首都が移されました。イギリスの設計と建設による新都市部分をニューデリーと呼び、古くからある町をオールドデリーと呼んでいます。

インド人の名前は、さまざまな名付けの方法と伝統に基づいており、地方ごとに異なっていて多様です。また、宗教や社会的位置によっても異なります。多くのインド人氏名の基本構造は、「個人名・副名」あるいは「個人名・中間名・副名」という形の名前を持っています。副名は、家族名、神名、父名など、付け方が多様です。 インドにはカースト制度という身分制度があります。カーストは副名(家族名)をきくと大抵わかるようになっているので、副名をきかれるのを嫌がる人もいます。相手に名前を聞いたときに、副名を言わなかったとしても自分からは聞かないのがマナーです。

日本より3時間30分遅れ。サマータイムは採用していません。

気候と天気
インドは広いので、場所により気候がかなり異なります。 インドには大きくわけて乾季、暑季、そして雨季の3つの季節があります。 地域によって違いはありますが、乾季は主に10月~2月頃まで。この時期は雨がほとんど降らず、空気がからっとして過ごしやすくなります。 乾季の終わりとともにやってくるのが暑季。3月下旬~5月終わり頃まで気温がぐっと上がり、暑くなります。5月下旬になると次第に湿度が高くなり、雨季に入っていきます。 雨季は6月~9月頃。スコールが1日に何度か、1時間程度降ります。南インド地域では、大雨になることもしばしばで、洪水もよく起こります。

デリーの月別平均気温と降水量
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
平均気温(℃)14.117.422.728.932.733.231.430.329.626.020.515.5
平均降水量(mm)20.825.416.213.131.887.9187.0232.4117.616.36.612.6
インドは大きくわけて乾季、暑季、雨期の3つの季節があります。 服装はインドの習慣に従って、特に女性はあまり肌を露出した服装をしないことです。短パンやミニスカートなど、足を露出した服を着ることは避けたほうがよいでしょう。

【インドナビ】最高気温が40度に飲みたい!夏の冷たい飲み物 | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

●乾季(10月~2月頃)
雨もほとんど降らず、観光におすすめのシーズンです。
12月中旬~1月下旬は、朝晩が本格的に冷え込むので防寒対策が必要です。
ヒンドゥー教の新年のお祝い「ディワリ祭」が毎年10月末から11月初めに、その20日前に「ダシェラ祭」が行われます。

●暑季(4月~6月頃)
3月末から雨季に入る直前の2ヵ月間が、年間で一番気温が上がります。
北インドは気温が40度台まで上がることもあるので、この時期の観光は避けるに限るでしょう。
南インドは、だんだん気温が上がりますが、旅行が困難というほどではありません。
ヒンドゥー教の春祭り「ホーリー祭」が毎年2月末~3月ごろに行われます。

●雨季(7月~9月頃)
インドで最も雨が多い季節です。
モンスーンの影響で湿度が上がり蒸し暑くなり、1時間ほどのスコールが1日に数回あります。
この時期の南インド観光は避けたほうが無難です。

インドでは多くの祝日は州ごとに異なります。公的には新暦(西暦)を取り入れていますが、その一方で、各地方で宗教や慣習で根付いてきた伝統的な暦(太陰暦やイスラム教のヒジュラ暦など)が、今も大事にされています。 そのため、政府が公式に定める全国共通の国民的祝日は3日しかありません。(※)下記祝祭日は、ニューデリーにおける祝祭日。州、または年により祝祭日が異なります。

【インドナビ】インドのカレンダーにないもの | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

・共和国記念日:1月26日
・シバ神誕生日(※):2月24日
・水掛け祭(※):3月13日
・ラーム神生誕日(※):4月4日
・マハビラ生誕日(※):4月9日
・聖金曜日(※):4月14日
・釈迦生誕日(※):5月10日
・イスラム教断食明け祭(※):6月26日
・インド独立記念日:8月15日
・イスラム教謝肉祭(※):9月2日
・ヒンズー教ダシェラ祭(※):9月30日
・イスラム教新年(※):10月1日
・マハトマ・ガンジー生誕日:10月2日
・ヒンズー教ディワリ祭(※):10月19日
・マシーク教ナナック生誕日(※):10月2日
・イスラム教モハメッド生誕日(※):12月2日
・クリスマス(※):12月25日

エローラ石窟寺院群
エローラ石窟寺院群
ユネスコ(UNESCO)に登録されたインド世界文化遺産
アジャンター石窟群/エローラ石窟群/アーグラ城塞/タージ・マハル/コナーラクのスーリヤ寺院/マハーバリプラムの建造物群/ゴアの教会群と修道院群/カジュラーホーの建造物群/ハンピの建造物群/ファテープル・シークリー/パッタダカルの建造物群/エレファンタ石窟群/大チョーラ朝寺院群/サーンチーの仏教建造物群/デリーのフマーユーン廟/デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群/インドの山岳鉄道群/ブッダガヤの大菩提寺/ビームベートカーの岩陰遺跡/チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅/チャーンパーネール・パーヴァーガド遺跡公園/赤い城の建造物群/ジャイプルのジャンタル・マンタル/ラージャスターンの丘陵城塞群/グジャラート州パータンのラーニー・キ・ヴァーヴ(王妃の階段井戸)/ビハール州ナーランダーのナーランダー・マハーヴィハーラ(ナーランダ大学)の考古遺跡/ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献/アフマダーバードの歴史都市

ユネスコ(UNESCO)に登録されたインド世界自然遺産
カジランガ国立公園/マナス国立公園/ケオラデオ(ケーオラーデーオ)国立公園/スンダルバンス国立公園/ナンダ・デヴィ国立公園と花の谷国立公園/西ガーツ山脈/大ヒマラヤ国立公園保護地域

1.空港へ
フライト時刻の2時間前には着くようにしましょう。
バスや車の場合は、道路の混雑を考えて家を出ます。

2.チェックイン
利用する航空会社のカウンターへ行き、航空券とパスポートを提示します。
預け荷物はこの時に預けるので、その前に荷物の整理をしておきましょう。
機内に持ち込めない荷物は事前に預け荷物に入れます。

3.手荷物検査
機内持ち込みの手荷物を係員に渡し、X線検査を受けます。
その間、自分は金属探知機ゲートを通過します。
刃物類は機内に持ち込めません。
ただ、未現像のフィルムは強いX線に感光するので、機内持ち込みにしましょう。

4.税関手続き
宝石や時計など、高価な外国製品を国外へ持ち出す場合は「外国製品の持出し届」に記入して提出。
帰国時に、お土産と区別し課税対象外にするためのものなのでしっかり保管しましょう。
申告の際は現物を見せる必要があるので、間違って預け荷物に入れないようにしましょう。

5.出国審査
パスポートと搭乗券を、出国審査ブースの審査官に提示。
機械で読み取るため、パスポートはカバーをはずしておきます。
出国のスタンプを押してもらいます。
搭乗時にもパスポートと搭乗券のチェックがあります。
混雑時は時間がかかる為、時間に余裕をもちましょう。

<入国カードの記入例>
①姓名(姓と名の間は1マス空ける) ②生年月日(日/月/年) ③旅券番号 ④航空便名  ⑤入国日(日/月/年) ⑥6日以内に訪問した国 ⑦インドでの滞在地 ⑧インドでの電話番号  ⑨署名
※入国カードは未成年者の場合でも1人1枚作成。
※ローマ字の大文字で記入します。
JAL - 海外 各国出入国書類の書き方:インド
1.到着
機内で予め「入国カード(ARRlVAL CARD)」と「旅行者携帯品申告書」を記載。入国カードは機内で配布されず、到着空港にて受け取る場合もあります。飛行機を降りたら、入国審査エリアまで移動します。

2.入国審査
「外国人」カウンターに並び、自分の順番が来たらパスポート(ビザ貼付)と入国カード(ARRlVAL CARD)を審査員に提出して入国審査を受けます。入国カードの一部分が税関申告書になっており、その部分が返されます。こちらは空港出口で提示を求められますのでなくさずにお持ちください。

3.手荷物のX線検査
入国審査が終わると、手荷物をX線に通して検査を受けます(X線検査が不要の場合もあります)。

4.手荷物受け取り
その後、掲示板で自分が乗ってきた便の荷物がどこから出てくるかを確認し、該当する受け取り台へ。日本を出国する際に預けた荷物を受け取ります。 また、ターンテーブルを背にして出口の両側に銀行があります。両替が必要な方は荷物が出てくるのを待つ間にここで済ませるとよいでしょう。日本円、アメリカドル、どちらでも両替できます。両替レートは良くない為、当座の分だけを両替しましょう。その際、紙幣の枚数を確認すること、紙幣が破れていないか確認することが大事です。 もし自分の荷物が出てこない場合は日本でチェックインしたときに渡されたクレームタグ(荷物の照合表、帰りのチケットの裏にシールで貼られていることが多い)を空港係員に見せて荷物が出てこない旨を伝えましょう。係員がそれを元に探してくれます。

5.税関検査
その後税関審査があります。税関は「免税(緑色)」 「課税(赤色)」の2種類があります。免税(緑色)の方はほとんどチェックされません。現在、インドへの旅行者はカメラ等旅行に必要とされる品物に限り、品目ごとに1個までは申告なしでの持ち込みが認められています。税関審査場では、入国時に返された税関申告書を係員に渡してください。税関審査を終えられましたら、そのまま出口までお進みください。 インド空港内には「検疫所」がないので、検疫が必要なもの(ペットや果物、植物など)を所持している場合やコレラ、ペストなどの感染地域から入国する場合は係員に言われたら必要書類を提示しましょう。

入国審査前の手のひらのオブジェ
インディラ・ガンディー国際空港
1.空港へ
保安検査が厳しい為、フライト時刻の3時間前には着くようにしましょう。空港の建物内には出発する人しか入れないようになっています。建物の入口で係員にチケットを見せて中に入ります。

2.荷物のX線検査とチェックイン
まず、X線検査機で、預け荷物の検査を受けます。日本の出国時と同様、利用する航空会社のカウンターへ行き、航空券とパスポートを提示します。また機内持ち込み手荷物用のタグを受け取って必ず付けてください。 機内に持ち込めない荷物は事前に預け荷物に入れます(化粧品等、100ml以上の液体は機内に持ち込めないので注意)。刃物類は機内に持ち込めません。ただ、未現像のフィルムは強いX線に感光するので、機内持ち込みにしましょう。ライターやマッチなどの火のつくものは預け荷物、手荷物のどちらにも持って入れませんのでご注意ください。

3.出国審査
出国審査場では、外国人用のカウンターに並びます。出国カード、搭乗券、パスポートの3点を提示し、出国スタンプを押してもらいます。パスポートはカバーをはずしておきます。

4.手荷物のX線検査
ゲートに向かう前に手荷物のX線検査があります。機内持ち込み用のタグにチェック済みのスタンプを押してもらいます。スタンプは搭乗時、警備員が確認します。

5.出発ロビー
免税品店で買い物をしたり、レストランや搭乗口前のベンチで搭乗時間を待ちましょう。

※両替:ルピーが余った場合は、空港ターミナルに入ってすぐ左側にある銀行で再両替ができます。その際、両替時に受け取られたレシートが必要です。
1.入国審査
カバーをはずしたパスポートを提出し、スタンプを押してもらいます。

2.荷物を受け取る
インドの入国時と同じように、掲示板で搭乗便のターンテーブルを確認し、荷物を取りに行きます。

3.検疫と税関
動植物を国内に持ち込む場合、動植物検疫カウンターで検疫を受けます(生肉、果実、切花など)。
その後、携帯品・別送品申告書を持って、免税範囲内の場合は緑ランプの検査台へ。
免税範囲を超えている、または分からない場合は赤のランプの検査台へ。
海外で買ったお土産を自分で持ち帰らず郵送する場合は、税関で別送品申告の手続きをします。
これを忘れると、別送品の免税が受けられません。

日本から直行便が就航しているインド主要国際空港は2つあります。
エア・インディア
エア・インディア(Air India)
インディラ・ガンディ国際空港
首都デリーの中心地から約15km南西に位置します。 ターミナルは3つあり、ターミナル1がLCCと国内線、ターミナル3が国際線と一部の国内線に使用されています。ターミナル間の移動には無料のシャトルバスが出ており、20分ほどで移動が可能です。両替所やATM、空港ラウンジ、携帯電話のレンタルショップなどがあり、空港から市内へのアクセスは地下鉄、24時間運行の空港バス、タクシー、送迎サービスなどがあります。

チャトラパティ・シヴァージー国際空港
ムンバイの中心地から約34km北に位置します。 ターミナルが2つあり、それぞれのターミナルは約4km離れております。移動はシャトルバスとなるため、トランジットが必要な場合は、余裕を持ったフライト時間の予約する方が良いでしょう。 市内へのアクセスはタクシーや運転手付きのレンタカーが主流となっています。24時間営業の両替所やカフェ、売店、インド政府観光局のカウンターに加え、プリペイドタクシーのカウンターがあります。

ツアーの場合は専用のバスが迎えにくるのでそれに乗ってホテルへ。 公共交通機関でのアクセスも可能ですが、デリーの交通事情に慣れていない方、トラブルなく滞在を満喫したい方は送迎サービスをおすすめします。

フダ•シティセンター駅(デリーメトロ)
フダ・シティセンター駅(デリーメトロ)
1. 地下鉄
空港と市内を結ぶエアポートメトロ(通称オレンジラインとも呼ばれます)が、終点のニューデリー(New Delhi)駅まで通っています。地下鉄の乗り場は、ターミナル1は到着ロビー外、ターミナル3は到着ロビーを出て左手に進みます。チケットは駅の券売機かカウンターで購入します。

・運行時間:4:45~23:15の間で10~30分間隔で運行
・料金:空港~ニューデリー駅 100ルピー

2. エアポートバス
空港から中心街のコンノート・プレイスを経て終点のバスターミナル(ISBT=Inter State Bus Terminal)を結びます。多くの旅行者はコンノート・プレイスで降ります。乗り場はターミナル3の建物を出て18番の柱そばです。公共バスのDTC(Delhi Transport Corporation)が運行しています。

・所要時間:コンノート・プレイスまで約50分、終点のISBTまで約1時間30分(道路状況によって大きく変わります)
・運行時間:約30分おきに24時間運行
・料金:100ルピー前後

3. プライベートタクシー・メータータクシー
プリペイドタクシーは、到着ロビー内カウンターで目的地を伝えて事前に料金を払い、チケットを持って所定のタクシーに乗る方法です。 ターミナル3には、メータータクシーも2社が乗り入れています(Meru Cab、Mega Cab)。空港に乗り入れるタクシーには、メーターが装備され、エアコンも完備されています。しかしトラブルが多く報告されており、あまりおすすめできません。 料金は1kmにつき20ルピー、さらに空港乗り入れ料80ルピーが必要です。

4. 送迎サービス
デリーに慣れない方におすすめしたいのは、ホテルや旅行会社が行う送迎サービスです。ガイドが到着ロビーまで迎えに来てくれますし、目的地とは違う場所に連れて行かれる、さらに料金を請求されるなどのトラブルに巻き込まれる心配がありません。英語ガイドの場合もあれば、日本語ガイドのサービスもあります。

※残念ながら、デリーから市内に向かう移動では多くのトラブルが報告されています。外務省の海外安全ホームページでの事例を確認し、一般的にプリペイドタクシー、メータータクシー、オートリキシャ以外の移動手段を利用したり、深夜に到着する場合、送迎サービスを利用される以外は空港内にとどまり朝に移動することをおすすめします。

ツアーの場合は専用のバスが迎えにくるのでそれに乗ってホテルへ。 市内に直接入れるエアポートバスはなく、タクシーか鉄道で市内にアクセスできます。

ムンバイ・モノレール
ムンバイ・モノレール
1. 地下鉄
旅慣れた方であれば、鉄道で市内に入ることも可能です。 国際線ターミナルからの最寄駅は「アンデーリー(Andheri)駅」、国内線ターミナルからの最寄駅は「サンタクルズ(Santacruz)駅」になりますので、そこまではタクシーかオートリキシャで移動し、駅から市内の「チャーチゲート(Churchgate)駅」まで鉄道を利用します。 ただし日中の比較的空いている時間はともかく、朝夕のラッシュ時には大変混んでいますので、スーツケースなどを持って乗車するのは避けた方が無難でしょう。

2. プライベートタクシー・メータータクシー
プライベートタクシーは到着ロビーに「PREPAID TAXI」と書かれたカウンターがありますので、そこで行き先を告げ、距離に応じた料金を支払い、チケットを受け取ります。料金はエリアごとに決められています。チケットに書かれてあるナンバーのタクシーに乗ります。インド門のあるコラバ地区までは、およそ1時間程度。朝夕のラッシュ時にはそれ以上の時間がかかることもありますので、ご注意下さい。 また、深夜割増料金(20~30%)がある他、荷物代などとして10~20ルピーを請求されることもあります。さらに、エアコン付きは少し高くなります。 メータータクシーではトラブルが多く報告されているので、ご注意ください。 残念ながらプリペイドタクシーでも、数は少ないものの、同様のトラブルが報告されています。

3. 送迎サービス
空港から市内へ、安心して移動できるアクセス方法といえば、旅行会社などから販売されている送迎サービスがあります。空港から市内ホテルまで安全快適に移動できますし、1名から利用可能です。人数によって車のタイプを選ぶこともできます。初めてのインド旅行で不安な方、グループでの移動の方などには、トラブルなく目的地まで移動できる送迎サービスは、特におすすめです。

空港内に免税店があります。日本帰国時に持ち込める量が定められているので、気をつけましょう。買い物時に、パスポート提示が必要で、帰国便を告げる必要があるので、忘れないようにメモしておきましょう。

・成田→デリー 約10時間30分
・大阪→デリー 約10時間30分
・成田→ムンバイ 約9時間40分

日本の航空会社はJAL、ANA、インドの航空会社はエアインディアが直行便を就航しています。
また、香港、バンコク、シンガポールなどの東南アジアの都市を経由する乗継便もあります。

手荷物として持ち込めないもの
人に危害を加えるものは全て持ち込み禁止です。
・ナイフ、ハサミ
・スタンガン
・先のとがったもの、バット
・爪切りや眉切りはさみ等も駄目なので、忘れず預け荷物へ。

液体物の持ち込み
100mlを超える液体は持ち込み禁止です。
スーツケースに入れて預け荷物に入れるか、100ml以下の容器に入れ、更にジッパー付きの袋に入れると機内持ち込み可能。
航空会社によって対応は違うので、心配な場合は事前に確認しましょう。
味噌やゼリー等も液体扱いとなります。

預け荷物として預けられないもの
喫煙用のライターは1個まで機内へ持ち込めます。
預け荷物には入れられません。
こちらも航空会社に確認しておきましょう。

絶対に持ち込めないもの
預け荷物にも、手荷物にも入れられない物もあります。
・ガス:ライター用の補充ガス、ダイビング用のボンベ、消火器、スプレー缶
特にスプレー缶は夏の制汗剤(デオドラント)としてうっかり入れてしまいがち
・引火性液体:ライター用燃料、ペイント類
・可燃性物質:マッチ、炭
・火薬類:花火、クラッカー、弾薬
・毒物類:殺虫剤、農薬。
・酸化性物質:小型酸素発生器、漂白剤
・放射性物質
・腐食性物質:液体バッテリー、水銀
・その他の有害物質:磁石、エンジン

パスポート
申請には1週間程かかるので、有効期限を確認しましょう。
残存期間が6か月以上、空欄査証ページは2ページ以上必要です。
パスポートの申請について詳しくはこちら

ビザ
インドに入国しようとする日本国籍渡航者は、滞在期間・目的に関わらず、必ずビザが必要です。
インド観光ビザを取得する方法は3つあります。

1.東京インド大使館や大阪インド総領事館での事前のビザ申請・受領
東京大使館・大阪領事館のどちらでも申請可能ではなく、申請者の住所によって管轄が変わります。通常発給される観光ビザは、ビザ発行日から180日有効で、入国回数制限はありません。取得までは時期によって異なりますが、2週間を目安にしてください。インドビザは変更されることが多い為、最新の情報については必ず大使館・領事館に直接ご連絡ください。
東京インド大使館のウェブサイト

2. e-VISA
e-ツーリストビザとは、ビザ発行日から30日有効で、入国は一回のみです。渡航は、観光、短期商用、短期治療の3目的に限られます。入国できる空港の制限があり、申請時に選択した空港からしか入国できません。 申請は渡航日の30日〜4日前までにオンラインで行います。オンライン申請は英語のみの対応です。数時間~数日でメールが届くので、そのメールを印刷したものを忘れずに持って行き、インド入国審査の際に提出します。インド到着空港で指紋採取や顔写真撮影などの生体認証手続きを経て入国します。
インド政府のe-VISA申請ウェブサイト

3.アライバルビザ
アライバルビザは、到着したインド国内の空港のアライバルビザセンターで申請が可能です。ビザ発行日から30日有効で、入国は1回のみです。アライバルビザを取得できる空港の制限があります。 事前にビザ手続きをしている場合より、大幅に時間がかかります。

デリー市内の移動手段には、地下鉄、タクシー、オートリキシャ、バスなどがあります。地下鉄は、頻繁に起きる渋滞に巻き込まれず、スムーズに旅行が進められます。車内はきれいで、英語表記もあるので快適です。バスは安価で現地人が多く利用します。行き先がわかりにくいなど上級者向けです。リクシャは必要な時にすぐに捕まえられ小回りが効き、タクシーは空港からの移動や一日観光などに大変便利です。いずれの交通手段を利用するにも、タクシーやリクシャでのぼったくり詐欺、バスでのスリ痴漢などに十分注意が必要です。

デリーメトロ:ブルーラインの車両(三菱ロテム社製)
デリーメトロ:ブルーラインの車両(三菱ロテム社製)
デリー・メトロ(Delhi Metro)は、インドの首都デリーおよびその近郊に路線網を持つ地下鉄です。路線は6本あり、路線ごとに色分けされており、路線の名称や路線図、使用車両の配色はその色に統一されており分かりやすくなっています。主な観光地へは地下鉄を乗り継いで行くことができます。運行時間は5時30分から23時30分の間ぐらいで、運行間隔は路線や時間帯によって異なりますが、4~10分間隔です。 切符は自動券売機と窓口で買う方法がありますが、ほとんどの人は窓口に並んで買います。

【乗車券の種類】
①トークン
デリー・メトロはトークン・システムになっています。「トークン」とは、ICチップの入ったプラスチックのコインです。窓口で行き先を告げて購入します。乗車の際はICカードのようにタッチするだけで入場できます。降車時は改札機に投入口があるので、そこにいれれば出られます。トークンは戻ってきません。

②カード
トラベルカードとツーリストカードの2種類があります。旅行者にはツーリストカードがおすすめです。1日券が100ルピー、3日券が250ルピーです。カード購入時に別途デポジットとして50ルピーが必要ですが、カード返却時にデポジット代金は返却されます。

【乗車方法】
・乗車用と降車用の改札が分けられています。
・メトロに乗る際は荷物・身体検査が行われます。
・男性・女性で入り口が違うので注意してください。
・荷物検査の機械があるのでそこに荷物を預け、身体検査を行います。
・身体検査後に預けていた荷物を返してもらいます。
・構内での写真撮影は禁止されているので注意しましょう。
・改札はカードまたはトークンをかざして下さい。
・乗車時は「降りる人が先」とか「並んで乗車」のような習慣は存在しません。
・女性専用席や老人専用席もありますので、間違って乗らないように注意しましょう。

【インドナビ】これが面白い?!インドの長距離バス | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

インド・バンガロールのオート・リクシャー
インド・バンガロールのオート・リクシャー
オートリキシャはうまく乗りこなせれば楽しくて便利な乗り物です。「オートリキシャ」とは自動三輪タクシーのことで、後部座席に3人まで乗ることが許されています。デリーでは緑と黄色のツートンカラーになっています。 特にデリーは他の都市に比べて悪質なことが多いので注意が必要です。メーターが付いていても、多くの場合はメーターを使わないため、事前の値段交渉が必須です。ぼったくり被害に遭わない為、あらかじめ目的地までの距離や相場を確認しておきましょう。またインド人でも正規運賃で乗るのは難しいと言われており、ある程度値段の妥協も必要になります。一般的に客待ちのオートリキシャよりも、流しのオートリキシャの方が安く行ってくれる場合が多いです。 オートリキシャのほかに、オールドデリーではサイクルリキシャも走っています。オートリキシャよりもさらに小回りがよく、徒歩距離の移動に適しています。

バスは安価で現地人の主な移動手段になります、非常に混んでいます。また慣れないと使いこなすのが困難な公共交通機関です。赤色のエアコン付きバスと緑色のエアコン無しのバスがあります。前面、側面、背面に電光掲示板でルートナンバーと行き先が表示されています。全停車駅が表示されていないため、現地人でも自分の利用するルートのみ把握している人ばかりです。バスは前方と後方に2つ出入り口があり、後ろから乗り、前から降りることになっています。デリーでは進行方向に向かって左側の座席は女性専用席になっているので、男性は右側の座席に座りましょう。痴漢も多いようですので、女性は女性専用席に乗るか利用を控えましょう。 バスに乗り込むと車掌が運賃を集金に来るので、行き先を告げて運賃を支払います。「次は○○駅」などのアナウンスはないので、外を注意深く観察しましょう。バス停には大体駅の名前が英語でも書いてあります。バスは大体各バス停に止まりますが、待っている乗客がいないバス停だと素通りしてしまうこともあります。目的地が近付いたら、前方入り口近くに立ち、運転手に止まるように促しましょう。

タクシーは割高ですが、大きい荷物を持っての移動や、近くに公共交通機関がない場合に便利です。ただし、ぼったくり、他の目的地に連れて行かされるなど多くのトラブルが報告されており、十分な注意も必要です。

一般タクシー
デリーでは黒と黄のツートンカラーになっています。数は少ないですが、流しのタクシーが走行している他、高級ホテルや空港、駅などのタクシースタンドから乗れます。料金は、初乗り25ルピー、その後1キロメートル走行毎に14ルピーが加算されます。23:00〜翌朝5:00の深夜は25%割増になります。上記料金はあくまで目安で実際は割高な値段を要求される事が多いです。

プライベイトタクシー
例えば空港など特定の場所までの片道移動などは、あらかじめ決められた正規の固定料金で行くこともあります。空港では到着ロビー内カウンターで目的地を伝えて事前に料金を払い、チケットを持って所定のタクシーに乗ります。

貸切ハイヤー
一日市内観光などに貸切ハイヤーも便利です。一般的な相場は8時間で1200ルピーほど。エアコン付きか否かでも料金が変わります。予約はホテルや信頼できる旅行会社から行いましょう。

インドの通貨単位はルピー(Rs)で補助通貨単位として1/100ルピーに等しいパイサー(P)があります。ヒンディー語ではルパヤー(複数はルパイェー)、パイサー(複数はパイセー)と呼びます。
------------------------------------------------------------------------
紙幣(7種類) Rs1、Rs2、Rs5、Rs10、Rs20、Rs50、Rs100
硬貨(9種類) P5、P10、P20、P25、P50、Rs1、Rs2、Rs5、Rs10
------------------------------------------------------------------------
このうちRs1とRs2の紙幣とP5~P25硬貨はほとんど使われてません。また2016年11月に今まで流通していた高額紙幣のRs1000、Rs500が無効になりました。

【インドナビ】偽札に注意!インドの新しいお札 | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

米ドルと為替レート
ルピーは国外への持ち出しが禁止されている通貨なので、インド現地でしか両替できません。成田空港内の銀行でも取り扱っていません。直行便が飛んでいる主要都市、および日本人観光客が多い有名観光地なら日本円で、それ以外なら米ドルの両替が有利です。地方都市に行く予定があれば、米ドルを混ぜたほうがいいでしょう。両替できる場所は、両替所、空港、ゲストハウス・ホテル、銀行です。基本的には、両替所が街中にあるので一番便利です。どの空港もレートが良くないので、両替は必要最低限にした方が良いでしょう。クレジットカードは両替するよりも若干、手数料が安いことが多いですが3日ほど後のレートで計算されるので注意が必要です。 また両替時には、金額を確認し、古い(破れた)紙幣は交換してもらいましょう。また、パスポートが必要な場合が多いので両替には持って行きましょう。

----------------------------------------------------
11月16日(木曜日)、17時45分 現在
100円 = -57.68ルピー
100ルピー = -173.29円
----------------------------------------------------
大都市や観光地には両替店が多数あり、日本円からルピーへの両替が可能です。最近は地方都市でも多くの場所で円の両替が可能です。ただかなりの地方へ行くつもりなら、あらかじめ米ドルも念のため準備しておいた方が無難です。また実際の両替レートは店によって異なるので、何軒か回って確認してみるのが良いでしょう。

銀行
市街にある銀行でも両替が可能です。一般的な営業時間は10時から13時まで、14時から16時までです。地方には両替できない銀行もあります。相当な時間がかかることがあります。

空港
インド国内の主要空港には両替所がありますが、残念ながらそのレートは非常に悪いです。必要最低限の両替をするのがおすすめです。「最低1万円から」と言われることもありますが、上手く交渉しましょう。

ホテル
多くのホテルやゲストハウスでも両替が可能です。レートも結構良いところが多いです。日本円を現金で持っていき、ゲストハウスやホテルでルピーに換えるという旅行者も多くなっています。

インドではクレジットカードの使用場所は限定されますが、外国人観光客が多く訪れるお土産屋や大型ホテル、空港では使用できるところがほとんどです。個人商店や小型ホテルではほとんど使用できません。MasterCard、VISAの加盟店が多く、どちらかを1枚持っていると便利です。ダイナースクラブ、JCBはほとんど取り扱いがありません。国際キャッシュカードなら、現地のATMで現地通貨も引き出せます。

ATMでは国際キャッシュカードを利用して、日本の口座から現地通貨を引き落とすことができます。「PLUS」「Cirrus」の表示があるATMを使用しましょう。

インドにはもともとチップの習慣はありませんでしたが、観光客の増加に伴い既に浸透しています。ホテルで荷物を運んでもらったり、ルームサービスを頼んだりしたときにはチップを渡したほうがマナーとしてスマートでしょう。目安としては、中級ホテルでは20ルピー、高級ホテルでは荷物1個につき30~40ルピー程度。サービス料が含まれているレストランは不要ですが、そうでない場合は5%程度。庶民的なレストランではチップは不要です。 チップはあくまでも頼んだことに対するサービス、満足のいくサービスへのお礼です。満足のいかない場合や不要な場合は「ノー」というはっきりとした態度も必要です。

インドは原則カジノ禁止ですが、二つの州と一つの連邦直轄領(ゴア州、シッキム州、ダマン・ディーウ連邦直轄領)で許可されています。

インドの水道水はそのまま飲まないほうがいいでしょう。レストランやホテルで出される水や「Boild Water」と書かれた水差しは、沸騰するまで沸かしているか疑わしいので避けましょう。 ミネラルウォーターは、どこでも購入することができます。ミネラルウォーター(1L)の1本の値段は12~15ルピー程度。購入の際は開栓済みでないかを確認しましょう。 生ものも水同様に注意が必要です。なるべくしっかり火が通ったものを食べるようにしたほうが安全です。サラダなどの生ものは食中毒の危険性があります。また、フルーツジュースも注意しましょう。

トイレ
インドの人は普通、トイレでトイレットペーパーを使わず、水を使ってきれいにします。一般に、インドのトイレには紙がありません。便器の横に小さな手桶と蛇口があるか、水を溜めたバケツなどがあるのが普通です。右手に手桶を持ち、左手でお尻をきれいに洗うのです。 ホテルのトイレなどにはきちんとトイレットペーパーが用意されていますのでご心配なく。

【インドナビ】綺麗?汚い?インドのトイレ事情 | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

車は日本と同じ左側通行。
首都デリーであっても、道路の舗装状態は良くありません。渋滞が頻発し、車列がわからなくなるほど割り込みがあります。「通りますよ!」とか「ここに私がいますから、気をつけて下さい!」という感覚でクラクションを鳴らすため、道路は大変騒々しいです。また横断歩道では車も歩行者も信号無視をするので、十分注意が必要です。

お酒
インドでは州によって酒類の年齢制限が異なります。デリーでは25歳から。
インドは元々お酒を迎合していない国ですので、飲酒が限られています。

【インドナビ】インドでお酒を楽しめる年齢は? | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

タバコ
18歳からタバコが認められています。ただし、シーク教ではタバコは禁忌です。

インドの電圧は220~240Vです。
日本の電化製品を使うときは、変圧器が必要となります。ただし、変圧器が内臓されている電化製品に関しては、変圧器は必要ありません。 プラグのタイプはB3、BF、B、Cタイプが主流です。

デパートやショップは、一般的には10:00~19:00、定休日は店によってさまざまです。
レストランなどは、11:00~23:00が目安ですが、15:00~18:00頃にクローズする店もかなりあります。

ポルトガル語でXSサイズはPP、SはP(pequeno)、MはM(médio)、LはG(grande)、XLはGGと表記されます。

<紳士服>
日本/インド  S(7号) M(9号)/SmallL  L(11号)/Medium  XL(13号)/Large

<婦人服>
日本/インド  S(7号)/SmallL  M(9号)/Medium  L(11号)/Large  XL(13号)/Extra Large

<紳士靴>
日本(インド) 25(6½) 25.5(7) 26(7½) 26.5(8) 27.5(8½) 28.5(10)

<婦人靴>
日本(インド) 23(4½) 23.5(5) 24(5½) 24.5(6) 25(6½) 25.5(7)

【インドナビ】50%、80%は当たり前!春はセールの季節 | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

インドから日本へのかけかた
00(国際電話識別番号)+81(日本の国番号)+市外局番(頭の0をとる)+相手の番号
⇒【03-1234-5678】にかける場合 「00-81-3-1234-5678」

インド内でのかけ方
必ず「0」+「STD codes」をダイヤルする必要。
0+STD codes+相手の番号
⇒【1234-5678】にかける場合 「0-11(ニューデリー)-1234-5678」

※代表的な都市の「STD codes」は以下の通り。
New Delhi、Delhi「11」
Mumbai、Maharastra「22」
Kolkata、West Bengal「33」
Chennai、Tamil Nadu「44」

【インドナビ】インドでSIMカードをゲットする方法 | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

電話の支払い方法
●ダイヤル直通の現地払い

●オペレータを通してカード払い
日本語オペレータを通すので安心。 カード払いのほか、コレクトコールもできる。
・KDDIジャパンダイレクト 000-811-7

●オペレータ不要のカード払い
日本語の音声ガイダンスに従って、カード番号や暗証番号を押す。
・KDDIスーパージャパンダイレクト 000-811-8

電話屋
インドで電話をかけたい場合、ホテルなどの宿泊先からかけるか、公衆電話局PCOや施設電話局を利用する方法があります。公衆電話はほとんど見かけません。 電話屋は、黄色や白色の看板にPCO、STD、ISDなどと書かれており、電話屋には家庭用電話機が備え付けられています。PCOは市内通話専用回線、STDは州の外にかける長距離電話、ISDは国際電話ができる電話です。 多くの電話ブースは24時間利用可能で、デジタル式のメーターで通話時間や料金を確認することができます。電話をかけ終わるとレシートが出てきますが、何らかの仕掛けをして法外な料金を請求してくることもありますので、事前におおよその料金の目安を調べておきましょう。日本への電話料金は、電話会社にもよりますが1分間17~25ルピーが相場となります。

インドから郵便を出す場合は、ハガキや手紙は中央郵便局GPO、小包は外国郵便局FPOから送ります。各地に郵便局がありますので、ハガキや手紙は各都市で送れます。小包は大都市からしか送ることができません。 手紙を送るには、【AIR MAIL】【JAPAN】と赤字で大きく記入すれば あとは日本語の住所で届きます。 ときに中身が抜かれたり届かなかったりすることもありますので高価なものや大切なものは送らないほうがよいでしょう。一番確実なのは、郵便局の窓口で消印を押してもらうことです。

【インドナビ】久しぶりに手紙を出しました | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

【郵便料金】
・ハガキ:12ルピー
・封書:航空便 25~ルピー(10gまで)、船便20~ルピー
 ※インドの主要都市から日本までの所要日数は4~5日程度です。地方から出すと2~3週間かかることもあります。
・小包:航空便 375ルピー(250gまで)、最大20kgまで250g毎に45ルピー加算されます。
・EMS:250gまで475ルピー(書類は425ルピー)、最大35kgまで250g毎に50ルピー加算されます。
 ※都市にある中規模以上の大きな郵便局から出すと3~4日で日本に到着します。地方都市から出すと1週間以上かかることがあります。
観光地や中規模以上の都市ではインターネットカフェは簡単に見つけることができます。最近では日本語フォントを備えたパソコンを置いてあるところも。料金は1時間30~60ルピー程度が目安です。パスポートの提示が必要なところもあります。 ビジネスセンターがある高級ホテルであれば、宿泊客が利用できるPCが備え付いています。ノートパソコン持参の旅行者向けにWiFi接続が可能なホテルも増えており、料金は無料なところもあれば有料のところもあります。

SIMフリーの端末があれば、現地のSIMカードもしくはグローバルSIMカードを購入すれば利用可能になります。旅行者も現地価格でネット接続や通話が可能です。ただし、SIMフリーの端末を購入したり、現地SIMを挿入して設定する等の煩わしさは無くなりません。SIM購入は旅行者には空港内の携帯電話キャリアの店舗がおすすめです。パスポートのみで購入が可能です。

日本の主要国際空港でレンタルすることもできます。
携帯電話レンタルは1日500~1000円程度が相場(通話・通信料は別途)。
ネットでの申し込みが可能で、決済にはクレジットカードが必要。

アプリでお得!無料通話アプリを使うと、アプリを持ったもの同士無料で通話できる。

  • インド人の「Yes」「No」ジェスチャー
  • トップへ
日本人の感覚ではつい勘違いしてしまいがちなのが、インド人の「Yes」「No」のジェスチャーです。インド人は同意するときに、首を傾けるように振ります。ぶんぶん振るのではなく、顔は正面を向いたまま、左右に小首をかしげるように振るというジェスチャーです。 逆に、「No」を表すジェスチャーはと言うと、これも、首を左右に振るジェスチャーなのです。当然「Yes」とは若干ニュアンスが異なり、日本同様、左右を向くように振るのですが、慣れないうちは見分けるのに苦労するかもしれません。困ったら、「Yes?No?」と言葉で確認することをおすすめします。

インドでは右手は「浄」左手は「不浄」とされているため、握手する場合、食べ物を食べる、お店でお金を渡す時、商品を受け取る時など全て右手を使います。 また頭は神の宿る神聖な部分と考えられているので子供の頭をなでることは避けてください。 また女性は肌を見せない習慣があるのでミニスカートや、ノースリーブなど肌の露出の服装は控えましょう。

【インドナビ】インド情報はここで押さえる!在留邦人向けフリーペーパー「Chalo!」 | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

空港内に免税店があります。日本帰国時に持ち込める量が定められているので、気をつけましょう。買い物時に、パスポート提示が必要で、帰国便を告げる必要があるので、忘れないようにメモしておきましょう。

インドの街中にはたくさんの旅行代理店があります。DTTDCはデリー観光開発財団という政府系観光局で、信頼できる機関です。このような正規の観光案内所・旅行代理店に行きたいのであれば、評判を確認したうえで、ガイドブック等の地図を頼りに自力で探すことをお勧めします。 残念ながら、インドでは観光客をターゲットにしたぼったくりやトラブルが多発しております。その辺のインド人に道を尋ねたり、日本語で言い寄ってくる客引きにつかまり悪徳旅行代理店に連れていかれ高額なツアー詐欺に遭うなどのトラブルが数多く報告されておりますので、十分ご注意ください。

宿泊費を安く済ませたいなら、バックパッカーの強い味方、ゲストハウス。
安宿街のメインバザールはデリーの観光地にもなっています。
ホテルとは違い、トイレ・シャワーなどが共用。
部屋が清潔でない、シャワーのお湯が出ないことがよくあります。
また自分の持ち物の管理には注意しましょう。

インド旅行ならではの便利な持ち物リストを纏めました。パスポートなど基本的な持ち物は省略しています。

・常備薬
胃薬、頭痛薬、風邪薬など飲み慣れている薬は必ず携帯しましょう。特に胃薬は必須。目薬も街中が埃っぽいため重宝します。

・日焼け止め
冬でも紫外線は強く、日焼けします。現地調達もできますがインド製がほとんどです。自分の肌にあったものを持参しましょう。

・マスク・うがい薬
街中は非常に埃っぽいので、あると重宝します。

・虫除けスプレー
日本製はよく効きます。蚊以外の虫にも使えるので伝染病の対策になります。

・ウエットティッシュ/トイレットペーパー
手を拭くほか、トイレの便座が汚い時などにも使えます。除菌便座クリーナーの代用にもなります。またインドのトイレには紙がありません。トイレットペーパーは現地調達でき、芯を抜いて潰してコンパクトにし、真ん中から紙を引き出せばティッシュ代わりに使えます。

・ビーチサンダル
現地でも購入可能です。雨季には地面がぬかるむので洗いやすいビーサンがおすすめです。外出用だけでなく、機内や宿などで使えます。

外務省海外安全ホームページ www.anzen.mofa.go.jp/
外務省領事サービスセンター(海外安全担当)03-5501-8162

日本国大使館(デリー) (91-11) 2687-6564,2687-6581~3
在コルカタ日本国総領事館 (91-33) 2421-1970
在チェンナイ日本国総領事館 (91-44) 2432-3860~3
在ベンガルール日本国総領事館 (91-80) 4064-9999, (91-80) 4166-0111~3
在ムンバイ日本国総領事館 (91-22) 2351-7101

警察 100
消防 101
救急車 102
インディラ・ガンディ国際空港 +91 124 337 6000
チャトラパティ・シヴァージー国際空港 +91 22 6685 1010

外務省海外安全ホームページ www.anzen.mofa.go.jp/
パスポートの申請 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_2.html
病気とけが
救急車 102
消防 101

【インドナビ】現在進行形で病気の私が教える「インドで病気になったら?」 | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活

日本語が通じる病院
<デリー・グルガオン>
・Artemis Hospital
所在地:J-Block, Mayfield Gardens, Sector 51, Gurgaon Haryana,122001, Sector 51, Bindapur, HR 122018
電話:+91 124 676 7999
概要:総合病院、インドで初めてとなる日本人医師の日本語による外来診療

・Sunflower Family Clinic
所在地:No. SPO 215, South Point Mall, Sector 53, DLF Phase 5, Golf Course Road, Gurgaon, Haryana, 122002
電話:+91 965 454 0828
概要:日本人経営・日本人医療通訳常駐の総合診療クリニック

<バンガロール>
・Thimmarayappa Clinic
所在地:#4003 100th Rd. HAL 2ND Stage Indira Nagar
電話:080-2535-4054
概要:耳鼻咽喉科クリニック、日本語可能

・Sakra World Hospital
所在地:No.52/2&52/3, Devarabeesanahalli, Oppsite Intel, Varthur Hobli, Bengaluru, Karnataka
電話:+91-98-1011-3468
概要:日系総合病院、ヘルプデスクに日本人スタッフがいます。

空港クリニック
すべて24時間対応し、救急車も配備されています。

警察 100
通常、警察に出向いて紛失や盗難の届出を提出し、その証明書類を日本大使館・領事館に持参して、紛失した旅券の失効手続をします。その後新たに旅券を申請するか、帰国のための渡航書を発給してもらいます。「帰国のための渡航書」は日本への帰国に限られ、第三国への入国は出来ません。

【緊急時】
日本国大使館(デリー) (91-11) 2687-6564,2687-6581~3
在コルカタ日本国総領事館 (91-33) 2421-1970
在チェンナイ日本国総領事館 (91-44) 2432-3860~3
在ベンガルール日本国総領事館 (91-80) 4064-9999, (91-80) 4166-0111~3
在ムンバイ日本国総領事館 (91-22) 2351-7101

【カード会社・カード紛失緊急連絡先】
VISA 000-800-100-1219(24時間日本語対応)
JCB 81-422-40-8122(24時間日本語対応)(日本着信)コレクトコールでご連絡ください。
AMEX 65-6535-2209 (シンガポールセンター)(24時間日本語対応)
UC 03-5996-9130 (24時間日本語対応)(日本着信)コレクトコールでご連絡ください。
MASTER 000-800-100-1087 (24時間日本語対応)

パスポートの紛失・盗難
盗難、または紛失した現場を管轄する警察署に届け出した上でFIR(First Information Report)と呼ばれる「報告書」を警察で入手し、大使館に持参して下さい。

【旅券を紛失等した旨の届出】※パスポートを発給する場合
1. 一般旅券発給申請書 1通
2. 紛失一般旅券等届出書 1通
3. 戸籍謄(抄)本 1通
4. 写真2枚
5. 身元確認書類
6. 被害届・遺失届
7. 手数料

緊急に帰国する場合は「帰国のための渡航書」が発給されます。紛失・盗難の場合は、大使館が新たに発給する旅券(またはは帰国のための渡航書)に、居住地(滞在地)を管轄するFRRO(Foreigners Regional Registration Office)から出国許可印を受けないとインドから出国することができません。
http://www.in.emb-japan.go.jp/Japanese/ConsularSection/pp_lost_tr_bk.html

【帰国のための渡航書】
・渡航書発給申請書
・紛失一般旅券等届出書
・紛失・盗難・その他被害届
・6ヶ月以内に撮影した写真 2枚
・警察発行の盗難・紛失証明書
・6ヶ月以内に発行された戸籍謄(抄)本、または日本国籍が確認できる書類(本籍地の入った住民票、本籍地の入った日本の運転免許証)
・航空券、または航空会社からの搭乗予約確認書

【査証の再発行手続き】
インドのビザ再取得は場合によって出来ないケースもあります。最寄りの移民局FRRO(Foreign Regional Registration Office)へお問い合せください。

クレジットカードの紛失・盗難
盗難対策として現金はひとまとめにせず分散して持ち歩きましょう。

トラベラーズチェック(T/C)の紛失・盗難
現地の警察署に届けるとともに、即カード会社に連絡をして無効届けと再発行の手続きをします。

航空券の紛失・盗難
まず警察署に届け出て、紛失または盗難証明書を発行してもらいましょう。
再発行はケースによります(航空会社、又、予約クラスによっては出来ない場合もあります)。

※画像出典:wikipeia(ウィキペディア)
ワウネタのオススメ
アクセスランキング
タグ

インドの基本|インド旅行基本情報|ワウネタ海外生活

Copyright(C) 2014-2023 AISE Inc. All Rights Reserved.