水
基本的には海水を淡水化しているので飲んでも大丈夫ですが、心配な方はミネラルウォーターも500mlで25円と十分安いので念のためこちらをお勧めします。
トイレ
UAEのトイレには、シャワーがついています。
これは経典で決められているみたいです。
そしてトイレットペーパーがないことがあります。
現地の人はこれで用を足した後のお尻を洗います。
なのでトイレットペーパーは必要な方は持ち歩いたほうがいいでしょう。
ただ使用後は流さずに備え付けのゴミ箱などへ捨てましょう。
トイレは概して清潔なので快適です。
道路・通行
日本とは逆で右側通行なのに加え、かなりスピードを出して運転している方が多く、事故も多いみたいなので十分気をつけましょう。
年齢制限
<酒>
年齢制限はなく、なぜならそもそもイスラム教で飲酒は禁止行為であり、首長国の一つシャルジャでは一切の酒類の販売が禁止され、飲酒も禁じられています。
その他でも酒の持ち込みですがラマダン(断食月)中に限っては、一切の酒類の持ち込みは禁止されますので注意しましょう。
アルコール提供のライセンスを持っているレストランなど指定された場所においてのみ、飲酒が可能です。
酔った状態で外に出ることは罰金、投獄の対象になります。
また買った場合は文化的な背景からアルコールを周りから見えないように袋に入れねければなりません。
<タバコ>
タバコの喫煙は18歳未満は不可です。
日本と同じく、空港、ホテル、レストランなどでも、喫煙場所(もしくは喫煙席)でしかタバコが吸えない状況になってきました。
電圧コンセント
電圧は220~240ボルト/50ヘルツで、日本の電気製品を使用する際は、変圧器と差し込みプラグが必要です。
差し込みプラグはBFタイプです。
クレジットカード
AUEではクレジットカードが広く使われているので大量の現金を持ち歩かなくても大丈夫です。
ATMでは国際キャッシュカードを利用して、日本の口座から現地通貨を引き落とすことができます。
「PLUS」「Cirrus」の表示があるATMを使用しましょう。
大きなホテルやレストラン、ショッピングセンターなどで利用することができます。
チップ
基本的には不要ですが、特別なサービスを受けたらDh5または10%程度を渡してもよいでしょう。
カフェ・レストラン事情
<アブダビのスタバ>
中東ならではの個性的なカフェもあるのでそのようなカフェを回ってみるのもお勧めです。
ドバイでは人口の8割強が外国人なので食文化も豊かなので、いろいろな食事も楽しめます。
ドバイで一般的な前菜の「メゼ」スパイシーな炊き込みご飯、伝統料理「マンサフ」、アラビアのスイーツ「バクラバ」
AUEの全体的な味付けとしてスパイスは何種類も使いますが、インド料理のように強い辛さはなく、マイルドな味になっています。
ゲストハウス
宿泊費を安く済ませたいなら、ゲストハウスに泊まりましょう。
ホテルとは違い、トイレなどが共用です。
リビングなどで他の旅行者と交流もできるので、アクティブに動く人におすすめ。
観光
<世界一美しいといわれる『シェイク・ザイード・グランドモスク』>
<砂漠の中をかけめぐる>
<シティツアーバス>
ビッグ・バス・カンパニーによって行われています。
それを利用しての観光ツアーもいいでしょう。
主要なUAEの名所を見て回れます。
<船>
ドバイ市内を流れるドバイ川「アブラ」という渡船を使います。
一般市民の足になっていて、観光客もよくこれを利用します。
ボートに客が20人乗ったところで出発、料金は1ディルハム程度です。(1ディルハムは約0.27アメリカドル、日本円で30円前後です。)
およそ15分で対岸に着きます。
デザート(砂漠)・サファリ・ツアー
ドバイ市内は摩天楼立ち並ぶ大都市ですが、郊外はすぐ砂漠が広がっています。
そのため、さまざまな砂漠体験ツアーが用意されています。
4WDで砂漠を疾走、ラクダに乗ったり、アラブ料理のディナーやベリーダンスのショーなども組み込まれたりしています。
なお昼間は酷暑なので、夕方からのナイトサファリ、あるいはオールナイトサファリが主流です。
<かつて大統領が住んでいた宮殿「アル・アイン・パレス・ミュージアム」 >
世界遺産
ユネスコに登録された世界遺産「アル・アインの遺跡群」
この遺産は、複数の遺跡群で構成され、数多くの先史時代文化の痕跡により、新石器時代から砂漠地域に定住生活が行われていたことを証明している。
顕著な遺構として、石造円形墓(紀元前2500年頃)、井戸、日干し煉瓦で建てられた建造物(住居、塔、宮殿、行政庁舎)が特徴である。
ヒーリーにある鉄器時代までさかのぼる洗練されたアフラージの灌漑システムは、最も古い例のひとつとして重要である。
また、この地域の文化が狩猟採集生活から定住生活に移行したことを示す重要な証拠である。(出典:ユネスコ世界遺産)
その他雑学
・ドバイの91%は外国人なので英語ができるとやはり便利でしょう。
・フランスでは頰と頰をくっつけるいわゆる「フレンチキッス」という挨拶の仕方がありますが、アラブでは鼻と鼻をくっける伝統的な挨拶の仕方があります。
治安・安全対策
外務省海外安全ホームページ
www.anzen.mofa.go.jp/
外務省領事サービスセンター(海外安全担当) 03-5501-8162
パスポートの申請
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_2.html
病気・けが・病院
救急 998
消防・救急車 119
<病院>
・BULJEEL HOSPITAL TEL:02-5085555(アブダビ市)
・HOSPITAL FRANCO-EMIRIEN TEL:02-626-5722(アブダビ市)
・AL NOOR HOSPITAL TEL:02-6265265(アブダビ市)
・さくらクリニック TEL:04-4452875(ドバイ市)
http://sakura-mdc.com/
・RASHID HOSPITAL TEL:04-2192000(ドバイ市)
・AL MAKTOUM HOSPITAL TEL:04-2221211(ドバイ市)
紛失・盗難
警察 999
<緊急時>
◎在アラブ首長国連邦日本国大使館
住所:Abu Dhabi, United Arab Emirates (P.O. Box 2430)
TEL:(市外局番02)4435696
国外からは(国番号971)-2-4435696
FAX:(市外局番02)4434219
国外からは(国番号971)-2-4434219
ホームページ:
http://www.uae.emb-japan.go.jp/index_j.htm
◎在ドバイ日本国総領事館
住所:28th Floor, Dubai World Trade Centre Building, Dubai, United Arab Emirates. (P.O. Box 9336)
TEL:(市外局番04)3319191
国外からは(国番号971)-4-3319191
FAX:(市外局番04)3319292
国外からは(国番号971)-4-3319292
ホームページ:
http://www.dubai.uae.emb-japan.go.jp/
パスポートの紛失・盗難
まず警察署でパスポートの紛失または盗難の届け出証明書を発行してもらったら、AUEの日本大使館でパスポートの再発給を受ける。
<必要な物>
1.一般旅券再発給申請書2通
2.パスポート用写真2枚
3.紛失届1通
4.所轄警察署の発行したパスポートの紛失または盗難の届け出証明書1通
5.免許証など日本国籍を証明する公文書
帰国を急ぐ場合は「帰国のための渡航書」を発行してもらうことも可能。
詳しくは現地の日本大使館領事部(02-739-7400)へ。
現金の紛失・盗難
まずは警察署に届け出る。
他の支払い手段がない場合、コレクトコールで日本に電話をして送金してもらおう。
送金は外国為替を扱う銀行や郵便局ででき、電信なら2日以内に届きます。
クレジットカードの紛失・盗難
現地の警察署に届けるとともに、即カード会社に連絡をして無効届けと再発行の手続きをする。
・三井住友VISA 001-800-12121212
・アメリカン・エキスプレス 00798-651-7032
・MasterCard(マスターカード) 0079-811-887-0823
※日本語希望の場合"Japanese speaker please"と最初に伝える。
JCBのオフィスはありません。
トラベラーズチェック(T/C)の紛失・盗難
発行会社の緊急連絡先に連絡する。
警察署に届け出て、紛失または盗難証明書を発行してもらったら、それとパスポート、購入の控えを持って銀行または発行会社の支店に行く。
未使用のものなら再発行できるが、2~4日かかる。
控えは大事に保管しておこう。
航空券の紛失・盗難
まず警察署に届け出て、紛失または盗難証明書を発行してもらう。
航空会社によっては、再発行してくれることもあるが、全てではないので駄目ならあきらめて買い直す。
航空券番号や購入場所、購入年月日などが必要になるので、どこかにメモしておこう。