2022年に300周年を迎えたブルゴーニュ大学。
キャンパスはディジョン駅から出ているトラムで20分程のところに広がっています。

 複数の学部校舎、学生寮、野球場やテニスコート等もある広い敷地内には、Institut Jules Guyot の建物も。
ブドウ栽培と醸造を専門的に学ぶこの学院には、入学許可を勝ち取った外国人も毎年フランス人に混じって奮闘しています。




通常Institut Guyot 「アンスティテュ ギュイヨ」と呼んでおり、学院の正式名称の略称 IUVV (イ・ユ・ヴェ・ヴェ Institut Universitaire de la Vigne et du Vin Jules Guyot ) と言うと、ちょっとアカデミックな響きに。
学院の名前にどの人物のそれを採用するのか議論がなされたようですが、ブルゴーニュで多く取り入れられているぶどう樹の剪定様式の名前にも使われているギュイヨ氏の名前が選ばれました。
ブルゴーニュのぶどう栽培に対する情熱と誇りが伝わってくるようです。

 ところで醸造や栽培を学ぶにはぶどう畑が欠かせません。
そこでブルゴーニュ大学はいくつかの区画を持ち、ワインを造っているというわけなのです。




 そのような訳で、大学の事務棟の入口横に並ぶ大学グッズのショーケースには、300年記念や大学のロゴ入りグッズに混じり、ワイン、グラス、昔スタイルのテイスティング用カップ(タストヴァン) が並んでいます。
さすが農業国のフランス、さらにブルゴーニュにある大学と言えましょうか。
ミニコルクデザインのUSBキーはより万人向けお土産かもしれません。
 お酒は適量で楽しみましょう。


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