インドネシアのスーパーマーケットには、商品の値段をチェックする機械が置かれているのが普通です。
商品のバーコードを機械にかざすと、値段が表示されるようになっています。
もちろん商品の棚に値段はついているのですが、これが全く信用できません。
値段が変わっていたり、置かれている商品と値段が違うことは当たり前。
商品のほとんどがそういう感じなので、レジで精算をする前に値段がチェックできるようになっています。




店側が商品棚の値段を変更しない理由の一つに、インドネシアの物価の変動が速いということが考えられます。
経済が好調なインドネシアは物の値段が上昇するスピードも速く、買い物に行くたびに商品の値段がじわりじわりと上がっているのです。
食品や日用品といった商品のほぼ全ての値段が上がっており、しかもそのスパンが年に1度や2度ではなく、毎月上がっているような状態なのです。
これだけ頻繁に値段が変動してくると、店側も対応するのが大変です。
ですから値段をチェックできる機械を置いておけば、店員も楽ちんという訳なのです。




私も買い物に行くたびに、必ず値段を機械でチェックするようにしています。
たまに値段をチェックするのが面倒くさく「まぁ大丈夫だろう」とレジで精算したところ、とんでもなく高い値段だったため慌てて返品した、ということも!
そのようなことにならないために、インドネシアのスーパーでお買い物をする際には、なるべく事前に値段を機械でチェックしてからレジで精算されることをおすすめします。


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