雨の日や雨上りの時、公園でなくても植え込みに沿った歩道を歩く時は足元に注意が必要です。
時にびっくりするくらいの数のかたつむりが歩道まで出てきていることがあるからです。
そしてそういった場所で横に生えている植物を見ると、数~数十家族?のかたつむりの集団が湿り気を利用して植え込みの葉を飾っているのです。

 これだけのかたつむりが棲んでいるということは、そこの土の質の高さが保証されているということですから市自然環境的には喜ばしいことでしょう。




 さて、ここブルゴーニュの複数の地区には鍵のかかった大きな木製の箱がいくつか並んでいるのが見うけられます。
これは家庭用の生ゴミを集め、堆肥にするシステムです。

鍵がかかっているのは、どのような生ゴミを入れれば良いのか、そして肥料に変える簡単な過程のレクチャーを受けた人が利用できるようにしているためです。

 専門家のアシストを受けてできあがった堆肥を混ぜた土は黒々と健全さが輝いています。
この土を参加者や協力者たちに還元することで、エコロジーな活動に直接関わっているという実感が持て、継続するモチベーションも上がるというものです。

 ところで雨上がりの後の散歩は時には更なる心づもりが必要です。
場所やコンディションによるのでしょうか、かたつむりの家部分を備えていないバージョンが大量に並木道に出てきているという悪夢のような光景が広がることがありますから。
 尚、ブルゴーニュのスペシャリテの1つであるエスカルゴはきちんとした管理の下で育てされているものです。


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