ダリをご存知でしょうか。
スペイン出身でシュールレアリズムの代表的な作家です。
作品は絵画だけでなく、版画や彫刻、また宝石を使った作品等多彩です。

ダリ美術館はダリの出生地のフィゲラスの「ダリ劇場」が有名ですが、ちょっとダリの作品を見てみたい方にとってはフィゲラスはちょっと遠いです。
そこでお勧めなのが「バルセロナダリ美術館」です。
場所はバルセロナ大聖堂(カテドラル)のすぐ近くです。
小さな入り口は目につきにくい上、あまり作品数も多くない印象を与えます。

しかし、この美術館は素描、スケッチ、版画、彫刻、写真など700作品以上を所蔵し、常に見応えのある作品数を展示しています。
観光ブックにもあまり紹介されないだけでなく、地元っ子も知らない人がいるくらいの穴場です。




入り口の透明な扉にはダリを思わせるヒゲが描かれてあったり、チケットを買う前の入り口にはフィゲラスのダリ美術館の「メイ・ウェストの部屋」に置かれている唇のソファーの縮小版が置かれていたりと入場する前から面白い演出がほどこされています。

作品はほとんどがオリジナルで数が多いので、「ダリ=奇抜で分りにくい」というイメージを持たれている方でもダリが何を伝えたかったのかが何となくでも伝わる野ではないかと思います。

このダリ美術館の地下では真っ赤で重厚なカーテンがひかれている部分があります。
何となく入ってはいけないような印象ですが、奥にも興味深い作品が展示されています。
中は暗いので気をつけて入って下さい。
内容は行ってからのお楽しみです。

最後に、このバルセロナダリ美術館にはトイレがありません。
お気をつけ下さい。


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