古代ローマには大規模な公衆浴場があったことは、日本でも話題になった「テルマエ・ロマエ」でご存じの方も多いでしょう。
ローマで有名な浴場の遺跡といえばカラカラ浴場ですが、それよりもさらに規模が大きいといわれているのがディオクレティアヌス帝の浴場です。
現在残っている部分はそれほど多くありませんが、一部はミケランジェロによってサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会に改築されました。




残された浴場部分は現在、古代ローマに関する博物館になっています。
リニューアルしたばかりの館内は見どころが多く、紀元前からローマ帝国最盛期の遺物がきれいに展示されています。
特に浴場の建物部分の展示は、数々の彫刻が遺跡である建造物とマッチして、まるでタイムトリップしたような気分を味合わせてくれます。




イタリアの国立美術館は毎月第1日曜日が無料。
ディオクレティアヌスの浴場博物館は非常に広いため、無料の日でもそれほど混みあうことはありません。
テルミニ駅と向き合うように立っているため、アクセス事情も最適。
ローマ旅行中にぜひ足を運んでみたいものです。

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