焼肉も鍋も日本人にとっては馴染みのある人気メニューですが、タイにはこの2つが一度に楽しめる料理があります。
それが「ムーガタ」です。

具体的には、真ん中が高くなったムーガタ専用の鍋を使い、真ん中で肉を焼き、周囲の鍋部分にスープや野菜を入れてゆでます。
肉の脂が流れて下に落ちるので、肉の脂や旨味が野菜にしみこんで美味しくなる…という仕組みです。
日本でいうとジンギスカン鍋に似ているかもしれません。

肉にはあらかじめ下味がついているので、そのままで十分美味しくいただけます。
くせがなく、日本人の口にあう味なので、初めてムーガタを食べるという人も心配ありません。




またムーガタにはナムチムと呼ばれるつけダレもついてくるのですが、辛いことがほとんどなので、辛くないタレで食べたいという人は日本の焼肉のタレやポン酢などを持ち込んでも良いでしょう。
タイの食堂ではタレを持ち込んでも何も言われません。

メインの肉は豚肉が一般的ですが、牛肉やシーフードを選ぶこともできます。
最後の締めにはインスタント麺を入れると、出汁が十分に出たスープと合ってとても美味しいのでおすすめです。


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