日本ではまず見かけることがありませんが、タイには1メートルを超える巨大なトカゲが生息しています。
これはミズオオトカゲと呼ばれる種で、インドから東南アジアに広く分布しています。

大都市バンコクの川や公園にも生息しており、ルンピニ公園という中心部にある公園に行くとほぼ100%見ることができます。
ルンピニ公園は地下鉄で簡単にアクセスでき、緑あふれる都会のオアシスとしても人気のスポットです。

公園内には数百匹のミズオオトカゲがいると言われています。
特に池の近くに行くと、優雅にスイスイ泳いでいる姿や、水辺でのそのそと歩いている姿を目にします。




体形は細いのですが、細かな鱗で覆われた体はがっしりした印象を受けます。
大きい個体は体長2メートルを超えるものもいるのだとか。

攻撃的な性格ではないので、ほどよい距離から観察するだけなら危害を加えてくることはほとんどありません。

日本人を含め自国に巨大トカゲを見る機会がない外国人にとって、ミズオオトカゲはとても珍しいので写真を撮ったりじっくり観察したりしますが、タイの人にとっては何も珍しくないのでほとんどの人はスルーしています。
そのギャップもおもしろいです。


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