カナダではここ数年物価の上昇が続いており、社会的な問題になっています。
バンクーバーではスカイトレインやバス、水上バスなど公共の乗り物が充実しており、自転車道も整備されているため、自転車を移動手段にしている人も多く生活していますが、それでもガソリンの価格高騰に打撃を受けている人は少なくありません。
日本と比べると大きなピックアップトラックや大型のSUVに乗る人が多く、中には通勤に1時間近く運転する人もいるため、ガソリンの価格は生活に直結するのです。

日本からカナダに来て驚くのは、ガソリン価格がそもそも激しく乱高下する点です。
1リットルが1.65ドル(凡そ177円)だったのが、翌週には1.8ドル(凡そ190円)に!ということもざらにあります。
どこのガソリンスタンドも大体が同日に値上げをするのですが、ごくたまに前日の価格のままのガソリンスタンドがあると、そこには信じられないくらいの長蛇の列ができるので遠くからでもわかりやすいなんていうことも。

また、毎年夏に価格が高騰するため、夏前に今年の予想最高価格というものがニュースで大きな話題になります。
2023年の夏のバンクーバーは1リットル2.6ドルという予想もあり、そこまでは上がりませんでしたが8月末時点で1リットル2.1(凡そ226円)ドルでした。
海外で生活をする場合は生活にかかる費用を把握しておくのも大切ですね。

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