タンザニアの布といえば、カンガをご存知の方も多いかと思います。
縁取りのあるデザインで、メッセージ(ことわざ)が一行染め抜かれているのがカンガ。
大人が体に巻くのに丁度良いサイズの布で、2枚で1組になります。
薄手なので、暑い気候に何かと使い勝手がよいものです。
家でくつろぐ時に巻きつけたり、作業時のエプロン代わりになったり、赤ちゃんをおぶったりするのにも使います。
日常生活に密着した布です。

では、キテンゲというのは聞いたことありますか?
布地一面同じ柄のプリントが入ったものはキテンゲといいます。
カンガに比べ厚手でしっかりした生地なので、洋服に仕立てたり雑貨に使われたりします。
都会の女性たちはこぞってキテンゲで作ったドレスに身を包み、闊歩していますよ。
特別な時は、ピンヒールもドレスと同じ柄で揃えて決めている人も!
キテンゲで作ったシャツは、男性も楽しんでいます。
どちらも大胆な色彩と、あらゆるモノをモチーフにしてしまうユニークな柄は共通。




インテリアにもたくさん使われているので、お店やレストランに行ったらきっとキテンゲで作った素敵なクッションやランプシェードを目にしますよ!


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