ワッフルというとベルギーを思い浮かべますが、フランス北部リールにも独特のワッフルがあります。
ベルギーと国境を接するリールは、毛織物業によって経済的に大変栄え、レベルの高い大学のある町。

そのリールのワッフルは「ゴーフル」と呼ばれています。
ワッフルといいながら、ベルギー製のようなふわふわ感はなく、同名の日本のお菓子に似通っています。
楕円形の薄いクレープのような生地を2枚使い、甘い砂糖とバターのペーストが挟まれているのです。
砂糖がシャリシャリとしていて、日本人の感覚からするとかなり甘いお菓子。
薄いワッフルは5組1セットで可愛くラッピングされ、リールの町で売られています。




またお店によっては、かつて使用していたワッフル用の型を展示していて、アンティークのような雰囲気。
チョコ味やラム風味、すみれの香りなんてオシャレなテイストもあり、かつては政治家シャルル・ド・ゴールも愛したのだとか。
手軽な値段なので、リールの観光中におやつにするには最適です。


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