イタリアは自国の料理への依存度が高く、外国の料理が普及しにくい国です。
それでもここ数年は、和食やエスニック料理のレストランも増えてきました。
そんななかで、比較的早い時期からイタリア人に人気を博していた外国料理のひとつが、ケバブです。




中東の料理として知られるケバブは、ピザと同じようなストリートフード感がウケて、大都市の中心だけではなく郊外にもエジプト人経営のお店が増えました。
いずれもインパクトのあるソースが魅力的で、イタリア人には親しまれています。




ローマのフィウメ広場の近くにあるレストラン「ケバブ」は、そのなかでも老舗の部類に入ります。
ここ数年の物価高の影響を受けているとはいえ、日本大使館も近い一等地にあるレストランとしてはコスパのよさが際立っています。
牛肉、鶏肉、野菜のいずれか、あるいは好きな組み合わせのケバブが楽しめるうえ、ヒヨコマメを使った揚げ物ファラフェルや、とろりとした食感が魅力的なフムスも人気。
テイクアウトする人も多く、ローマでも安定の人気を誇るケバブです。


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