日本人が話す英語に独特の癖があるように、タイの人が話す英語も特徴があります。

今回はタイ人が話す英語、タイ・イングリッシュの特徴について紹介します。

一番分かりやすい特徴は、多くの単語の語尾が上がる点です。例えば矢印を使って表すなら、Colonaは「コロナァー(↑)」、Strawberryは「ストロベリィー(↑)」、Cappuccinoは「カプチーノォー(↑)」というように発音します。

「Kl」「Kr」「Pl」「Pr」のような2重子音の場合はlとrを省略して発音します。
Blueは「ブー」、Driveは「ダイブ」のように聞こえます。

また、タイ文字にVとZがないため、VはWで、ZはSで発音します。
Visaは「ウィーサー」、Visionは「ウィション」のようになります。

「です、ます」を意味する丁寧語であるタイ語の「カー」や「カップ」という単語を英語の最後につけることもよくあります。
欧米資本のカフェではよくスタッフが「Thank youカー」と言ってくれます。
日本語でいうと「Thank youでーす」のようなイメージです。

上記以外にも特徴はありますが、タイの人は積極的に英語を話してコミュニケーションしてくれようとする人が多く、旅行で訪れても意思疎通がはかりやすいです。


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