アメリカは移民の国。テキサスやカリフォルニアなどでは本場メキシコの味が堪能でき、またニューヨークでは日本食をはじめ驚くほどさまざまな国の料理が楽しめます。そんななか、ペンシルベニア州でもいろいろな国際派料理を楽しむことができるんです!

ペンシルベニア州はドイツやイタリアからの移民が比較的多い地域ですが、ポーランドやウクライナなど東欧からの移民も多い地域です。チェコにルーツのあるポルカ音楽も、ペンシルベニア各地で行われるお祭りなどで盛んに演奏されます。

そんなペンシルベニア州で人気のフードといえば、ピエロギ(Pierogie)! これは見た目はまるで餃子なのですが、中にはマッシュポテトとチーズが入っており、茹でたりフライパンで加熱して食べる料理です。






もとはポーランドやウクライナで食べられていた料理だそうですが、そこからの移民の多いペンシルベニア州ではピエロギはソウルフードとして愛されています。バターをたっぷりからめたピエロギは、中がとろっとしていて本当においしいんです!

ペンシルベニア州のシェナンドアという街には冷凍ピエロギを販売する会社の本社(Mrs. T’s Pierogies)があり、ピエロギの人気の高さを表しています。

冷凍ピエロギも手軽でいいのですが、やはり試してもらいたいのは専門店の味! 年間を通して、ペンシルベニア州各地で行われる地元のお祭りなどでは必ずピエロギ専門店が出店し、いつも行列ができます。

特にペンシルベニア州東部では、ピエロギはダイナーの定番メニューにもなっています。日本人の味覚にもぴったりなので、メニューの中に見かけたら是非試してみてください!

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