中国でここ数年感じるのは、運転免許「驾照(ジャージャオ)」を取る人が増えている、ということです。

もちろん以前も免許を持っている人はそれなりにいたのですが、主に仕事や生活で使うから、という人がほとんどだったように思います。
それが最近では、特に必要というわけではないけれど、何となく自動車学校「驾校(ジャーシャオ)」に通い始めた、という人が増えてきました。

道を歩いていると、交差点の脇に立って交通安全の旗振りをしている人を見かけます。
免許を取る上で必須の過程として、一日行なう必要があるそうです。
もっとも、交通違反の罰として行なっている場合もあるそうですが。
どちらにしても、天気が厳しい日に当たってしまうと、一日中外に立っているのは大変ですね。

ちなみに日本人が運転したい場合、中国では国際免許証は通じないので、中国の免許証を取る必要があります。
必ずしも中国の自動車学校に通って取得する必要は無く、日本の免許証に基づいて申請することができるそうです。

運転免許を取った人が全員車を持つわけではないとは言え、自家用車の数もかなり増えているようです。
その割に駐車場が少ないせいか、路上駐車が非常に多いです。

そのため、歩いたり自転車で走ったりする時は、気をつけなければなりません。
路上駐車していた車が急に動き出したり、ドアを開けたりすることがあるからです。
また、広めの歩道上に駐車スペースがある場合も多く、歩道を歩いているのに、走ってくる車に出くわすこともたびたびあります。

運転する人も運転しない人も、お互い注意していきたいものです。


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