タンザニアの4大製糖会社のうちの一つ「カゲラ製糖会社」(Kagera Sugar Limited)は、その名前の通り、カゲラ地域を拠点としています。
タンザニアの西北端にあるカゲラ州は、西側をブルンジ・ルワンダ・ウガンダの3か国、東側をヴィクトリア湖に挟まれているという面白い位置にあります。
カゲラ州の州都「ブコバ」(Bukoba)は、ウガンダに近いヴィクトリア湖畔にあり、そこにカゲラ製糖会社の所在地があります。

カゲラ製糖の社名を冠したサッカークラブ「Kagera Sugar F.C.」は50年以上の歴史を持つタンザニアのプロサッカーリーグ「タンザニア・プレミア・リーグ」に所属しています。
商品のパッケージにも、チームのユニフォームを着て、カゲラ製糖会社のロゴマークのボールを蹴ろうとしている選手の写真が付いていますね!
紅茶に山盛りの砂糖を入れて飲むタンザニア人には、砂糖は暮らしに欠かせない品。
タンザニアで一般に流通している砂糖は、粗い粒状のブラウンシュガーです。
カゲラ製糖の砂糖も、黒砂糖に似たコクのある香りをしています。

スーパーでの小売価格は、現在1kg約160円(2,400シリンギ)となっています。


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