マンハッタンから西にまっすぐ車で3時間、ペンシルベニア州はウィリアムスポートという小さな町に、年に一度、アメリカ全土、さらには世界各国から人が集まるイベントがあります。それはなんとリトルリーグ! 

ウィリアムスポートはリトルリーグの創始者カール・ストッツの故郷ということもあり、リトルリーグ・ワールドシリーズのスタジアムが作られました。ここで毎年8月、全米の部と国際の部2つのトーナメントが行われ、最後にそれぞれの優勝チームが試合をして世界チャンピオンを決めます。驚くことに、これら試合の観戦料はすべて無料! 駐車場もフリーです。ただ、交通整備をしたりセキュリティ管理や整理券(これは決勝戦で観覧車が多く見込まれるときに配布される無料券です)配布担当のボランティアの人たちがたくさんいて、無料とは思えないほど効率よく運営されています。スタジアムシートの収容人数は10,000席ほどですが、スタジアムを囲む芝生も解放され、2015年には一試合に45000人以上が集まりました。






ここ近年は日本からのチームが国際の部で大活躍しています。2015年度の世界チャンピオン決勝戦は日本チーム(東京・北砂)vs地元ペンシルベニアのチーム(ルイスベリー)。ものすごい盛り上がりでした! 見事日本チームが世界チャンピオンの栄光を手にしました! でも、野球に一生懸命な少年たちの姿を見ると、国に関係なく応援したくなっちゃいます。 

ホットドッグやフライドポテトなど、野球観戦ならではのフードもあります。気軽にスポーツ観戦をしたい人、子供たちの頑張る姿を見たい人、ウィリアムスポートのリトルリーグ、おススメです!


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