アメリカのワイン、と言えばやはり思い浮かぶのは西海岸のカリフォルニア産ワインでしょうか。ナパやソノマが有名ですが、実はアメリカ東部でも良質のワインを作っているんですよ。

例えば、ニューヨーク州北部にはフィンガーレイクスという湖地帯があり(「指」のように細長い湖がいくつも並んでいます)、湖に反射する太陽の光と、夏は暑く冬は寒いというまるでヨーロッパのワイン産地のような好条件が重なり、主にドイツ由来のワイン(リースリングやゲヴュルツトラミネールなど)が生産されています。ハドソン川沿いのワイナリーも人気があります。

ニューヨークのお隣ペンシルベニア州のワインも有名。州を縦断するサスケハナ川沿いの斜面地で生産されるワインは、芳醇なグレープの味わいが最高においしい! また、五大湖の1つ、エリー湖畔もやはりワインの産地で有名です。






フリーテイスティングを提供してくれるワイナリーも多く存在します。ただ、フィンガーレイクスのように観光地化しているワイナリー群は料金を取るところが多いです(5種類5ドルなど)。ワイナリー訪問のいいところはテイスティング時にワインの話を聞けること。ワインには詳しくないけど飲んでみたいという場合でも、「このワインはこういう味がする」と教えてもらえます。また、栽培されているブドウも間近で見られます。天気がいい時のブドウ畑はいい香りが漂ってとても気持ちいい!






ビジターセンターや駅、空港などにはそれぞれの近隣の州のワイナリーマップが置いてあるので、アメリカに滞在されるときは是非チェックしてみてくださいね!


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