牛乳をよく飲むのは、中国も日本と同様です。
朝ご飯代わりに急いで飲んでいる会社勤めの人や、お母さんが子供に飲ませている様子を街中で見かけることがあります。

中国語で牛乳は「牛奶(ニウナイ)」と言い、特に風味付けなどしていない普通の牛乳を「纯牛奶(チュンニウナイ)」と言います。
大型スーパーの牛乳コーナーには、種々のメーカーの様々なタイプの牛乳が並べられています。その中でたまにひっそり置いてあるのが「羊奶(ヤンナイ)」です。

直訳すると「羊乳」ということになりますが、どういう味がするのでしょうか?
羊肉は癖があるので羊乳もだいぶ飲みにくいのでは、と思いなかなか手が出なかったのですが、ついに買ってみました。
ちなみに写真は袋に入った羊乳ですが、中国では牛乳も袋に入ったものが一番ポピュラーです。

コップに注ぐと牛乳と全く同じ白い液体、実際飲んでみたところ、あれ?意外にもそれほど癖がなく、濃い牛乳という感じでおいしかったです。
袋の裏を見ると、当社の技術で臭みを消していますというようなことが書いてはありますが、それにしてもこんなに飲みやすいとは思いませんでした。
これならまた買ってみてもいいかなと思いました。




「羊乳」は、動物の母乳の中で最も人間の母乳に近い成分で、体にとてもいいそうです。
「羊乳」の中にも、羊のものとヤギのものがあって、羊のほうが栄養豊富ということです。

日本では味わえないものをまた1つ味わうことができました。
食わず嫌いならぬ、飲まず嫌いはいけないな、と思わされました。


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