複数の国が地続きで繋がっているヨーロッパ。
移動中の景色も楽しみながらスローライフでエコノミーな旅をするなら長距離バスでしょう。
チケットを買うのも現在は携帯電話で手軽にできるようになりました。
さて最近のポピュラーな長距離バスの運営会社はフリックスビュス(Flixbus)とブラブラカー(BlaBlaCar)。

長距離バスの料金は、時期や曜日によるとはいえエコノミーな旅を可能にします。
ですが勿論その代わりに注意しておきたい点もたくさんあります。
ではどのような点が考えられるでしょうか?

まずは目的地の到着予定時間後すぐに大事な約束を入れておくことは避けましょう。
車両の調子が悪い、道に迷った、工事で大幅迂回、悪天候等々で数時間の遅れが出たり、乗客人数調整の為に予定のバスが削除になるということがちょくちょくあります。
特に自分が乗る停留所が始発でなく、遠方から来るバスの場合は定時に出発できたら幸運、くらいの心構えが良いでしょう。
また「車内にWi-Fi装備あり」と書いてあっても、乗った車の調子が悪ければ(?!)通じていないこともあります。




そしてこういった長距離バスの発着所は国鉄の駅から少し離れている場合があります。
例えば ストラスブールのバスの発着所は荷物を持って駅から歩くと30分ほどかかります。(2024年情報)
そのため発着所までトラムや市内バスなどの公共交通機関を利用するなら、深夜の時間帯や祝
日、ストライキなど、市内の公共交通機関の運行状況は要チェックです。
とはいえ週末の景色を間近で見ながらの移動やちょっとしたハプニングは旅の醍醐味になることも。

ところで一昔前にフランス国内外を旅行したことがある人なら
「フランス国内外のバス旅行ならユーロラインズ(Eurolines)もある」
と思うかもしれません。
長らくヨーロッパの旅のお供をしてくれたユーロラインズはフリックスビュスの傘下に入ったようです。
なお国境を超える際はパスポートが提示できるように準備をお忘れなく。


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