先日風邪をこじらせてしまい、総合病院に行ってきました。中国の公立病院は1から3の等級に分かれていています。この中で一番高いランクは3級甲の病院で、24時間体制で運営されている総合病院です。

中国の病院で治療を受ける流れを説明します。診察料をまず支払い、診察の順番を待ちます。診察後、先生の指示で必要な検査を受けるため、検査費を前払いして、検査を受けます。検査後診察を受け、薬代を払い、薬を受け取ります。微信や支付宝アプリでも支払いができます。






今回私は咳がひどかったので、診察後、レントゲンを受けることになりました。日本の病院と同じようにレントゲンを受けたのですが、興味深いのは検査結果の受け取りです。看護婦さんに「自分でレントゲン写真を専用プリンタで印刷をしてください」と言われました。

専用プリンタ機の前で待つこと30分。プリンタ機に自分の名前が表示されるとプリント準備OKです。バーコードを読み込ませて必要なボタンを押すと、1,2分でレントゲン写真がプリントされてきます。

自分でレントゲン画像を持って先生に見せたところ、先生の診断は気管支炎で、西洋薬をもらいました。気管支炎は、薬を飲んですぐに良くなったので本当に助かりましたが、中国の病院は意外なことに様々な面でコンピューター化が進んでいて驚きました。

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