
毎年9月半ばになると、イタリア中の学校の夏休みも終盤。
バカンスで楽しんでお金を使い果たした後の9月は、どことなくアンニュイな雰囲気です。
温暖化の影響か、ここ数年のイタリアの9月はかなりの暑さ。
それでも日陰に入ると涼しい風が感じられて、子どもたちも夏休み最後の週末を、町の広場でおしゃべりやサッカーに興じて過ごします。

グロッタフェッラータの広場やメインストリートでは、そんな家族連れ相手の蚤の市を開催。
カステッリ・ロマーニ地方では富裕層が多い町として知られるグロッタフェッラータですが、蚤の市はお気楽に見て回れるのが魅力的。
自宅の物置の断捨離?と尋ねたくなるようなシロモノも並んでいますが、買わなくてもお店の人とのんびりおしゃべりしながら見て回れます。

値打ちのわからない骨董品だけではなく、手作りの衣類やファッションアイテム、絵画や陶器、はちみつやジャムなども並び、それなりの賑わい。
ジェラート片手に散策をして、夏の終わりを楽しめます。
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