これは何だと思いますか?
発酵させた魚の切り身です。
硬く乾いているように見えますが、弾力が残っています。
長期保存がきくだけに塩気も、発酵した独特の風味も強い食品です。

アンチョビのように料理の風味付けに使うことも出来ますが、そのまま直火で香ばしくあぶり、炊き立てのご飯と一緒に食べるとまた美味しいのです!
とてもしょっぱいので少しで足ります。

この発酵魚、ひとかたまりは大人のこぶしくらいの大きさで、一つ350円ほどの値段で売られています。
ダルエスサラーム最大の市場・カリアコー(Kariakoo)には、サメ(shark)とキングフィッシュ(kingfish)の2種類がありました。
購入すると、リサイクルされた裏紙に包んでビニール袋に入れてくれます。
この日、包装に使われた紙は写真でも分かる通り、タンザニアの大手銀行の取引申し込み用紙でした。

料理に使うと少量でもコクが出せる便利な食材ですが、匂いが強いので冷蔵庫に入れておくときは、もちろんビニール袋に密閉しておく必要があります。



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