
「ぶどうフェスティバル」と聞くと、ぶどうの収穫を祝う農業食の濃いお祭り?と想像する方が多いでしょう。
ですが、ブルゴーニュ地方の街ディジョンで開催されているディジョンぶどうフェスティバル(Fête de la Vigne de Dijon )は一味も二味も違います。
このお祭りのメインは音楽と伝統的なダンス。
2026年で80年目の誕生日を迎え、ブルゴーニュの生きた文化遺産となっています。
1946年、戦後すぐに生まれたフェスティバルは年月とともにその様相が変化していき、現在特にダンスは国際交流の場となっています。
フランス国内はもとより、カザフスタン 、ウルグアイ、セビリア、 スロベニア等々のグループが伝統的な衣装をまとってダンスを披露するのです。
こうしてディジョン市では7月7日から12日まで、記録的な熱波にも負けず街の広場やメインストリートで音楽やダンスが披露され、フェスティバルの歴史を語るカンファレンスも開催されました。
一応イベント会場ではブルゴーニュの特産であるグジェール(gougère)やエスカルゴのスタンドが立ち、ワインのテイスティングもありますが、こちらはイベントの引き立て役に回っています。
過去にはイベントが途絶えそうになった年もあったというディジョンぶどうフェスティバル。
カンファレンスではフェスティバルの歴史や背景が説明されるとともに、イベントに出場しようとダンスの練習に励んだ子供の頃の思い出等が語られ、伝統的なイベントの存続、さらには拡大を目指す活動が街ぐるみで続けられています。

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