かつての日本もそうだったように、テレビは娯楽としてベトナム国民に親しまれています。しかし、日本とは少し異なる風習もあり、ツッコミどころが満載なベトナムテレビについてご紹介します。

まずは発展途上国のベトナムですが、テレビ復旧率はかなり高いです。そしてほとんどの家庭がケーブルテレビに加入しています。ホーチミンのケーブルテレビ加入率は9割近いと言われてます。その為、各家庭で100チャンネルほどのテレビを見ることが出来ます。
国営放送からMTVに映画チャンネル、もちろん日本のNHKも見ることが出来ます。

何気なくテレビをつけていて感じるのは、とにかく韓国テレビ番組が多いということです。ドラマ、バラエティ番組、歌番組など、必ずどこかのチャンネルで韓国の番組が放映されています。その為か、ベトナム人は韓国エンタメに影響され、色白で髪の長い女の子が良いという風潮があり、女の子たちは常に長袖をきて肌を守っています。

日本のテレビ番組も放映されています。ドラマやアニメなどはベトナム語吹き替えでやっていたり、SASUKEなどは日本のコンテンツを利用し、ベトナムで制作しています。

そして、ベトナムテレビで一番驚くのが吹き替えです。日本のように声優さんが口の動きに合わせてセリフを言うのではなく、1人の方がナレーションのようにすべてを吹き替えていきます。キャラクターによって声を変えることもなく、歌ですらナレーション吹き替えを被せてくるので、びっくりします。この吹き替えはテレビだけでなく、映画館でも同じように1人の方がお経のようにセリフを読み上げていくようです。

ベトナムに滞在中、きっとテレビを見る機会があるとおもうので、ぜひ楽しんでご覧ください。


Copyright(C) wowneta.jp