10月19日はカルヴァチョード。ヒンドゥ教のお祭りです。祝日ではないですが、この日は朝からそわそわする日です。

なぜか?
カルヴァチョードは妻が夫の健康を祈って断食する日だからです。

日の出から何も食べず、身ぎれいにし、腕には吉祥模様のメヘンディを描いて夫の帰りを待ちます。ご主人が帰宅してもすぐには食べられません。月がでるのを待ちます。

満月から数日たった月に「ふるい」をかかげてその編み目越しにお祈りします。キッチンにある、アレです。粉を細かくしたりするあの「ふるい」。お祈りが終わると初めてご主人が奥様に今日最初の食事の一口を食べさせる。というもの。

よって、昼からマーケットではメヘンディ屋に行列ができ、祭事用の綺麗なふるいも売り出されます。

非常に伝統的で美しい祭りだとは思うのですが、デリーで働いている身としては少々大変な面も。それは同じ職場の女性スタッフも断食しており、だんだんお腹がすいて元気がなくなり、仕事の効率が極端に悪くなるという....。そして彼女達は定時で速攻帰って行きましたとさ。

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