ペンシルバニア州フィラデルフィアにある、独立記念館。
ここは、1776年にアメリカがイギリスからの独立を宣言する宣言書にサインがされアメリカが独立し、合衆国憲法が制定された、アメリカの原点ともいえる場所です。




元々はペンシルバニア州議事堂だった建物は、現在では世界遺産に認定され、中央の本館内部はツアーでのみ見学ができます。




まずは、向かいのビジターセンターで無料のチケットを手に入れることが必要です。
セキュリティチェックを済ませて内部に入ると、ツアーガイドの人が待っています。
階段がある小さなホールを抜けて、独立宣言書にサインがされた大広間へ。




アメリカ独立時の州名が書かれたプレートが、13あるテーブルの上に載せらています。
それらのテーブルの奥、一段高いところにある古い古いイスが、240年前にトーマス・ジェファーソンが座ったものです。




アメリカ議会は、上院と下院に分かれていますが、その原点も、この、独立記念館にあります。
1790年から10年間だけ、フィラデルフィアはアメリカ合衆国の首都でした。
その時にペンシルバニア州議事堂は、国の議事堂として使用され、1階を使用した議会が下院、2階を使用した議会が上院と呼ばれたのです。




30分ほどの短いツアーですが、アメリカの起源を感じることができます。
ツアー終了後は、建物を出て資料館で独立宣言書などを見ることも忘れないでください。




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