スペインには50の県があって、それらは17の自治州にまとめられています。
それぞれの自治州ではそれぞれの政策をある程度決める事ができるため、国の休日とは違った州の休日があるなど、日本のシステムとはだいぶ違う部分があります。

このシステムの違いによってカタルーニャ州には他の州にはない税があります。




カタルーニャ州では2017年5月1日から糖分が一定量以上入った清涼飲料水には消費税などとは別の税金を払うシステムが始まりました。
州政府によると、糖分が多く入った飲み物の値段を上げる事で、購入が制限され、それにより健康意識を向上させる事が目的としています。

この税金は糖分が入った飲み物が対称となるので、お酒や生ジュースなどは対称になりません。
また、コカコーラは課税対象ですが、コカコーラZeroは糖分を含まないために対象外です。

課税の額は含まれる糖分の量によって異なります。
330mlの缶のコカコーラは課税が施行される前は58セント(78円)でしたが、課税後は62セント(83円)になりました。



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