バンクーバーの人は犬が大好きです。毎日のように朝夕は散歩、昼は公園を駆け回る犬を目にします。「子供を作るか、犬を飼うか」というくらい、日本以上に犬というのは家族の一員として考えられているようです。

ダウンタウンの中心、ネルソンパークのお隣にはドッグランがあります。大小様々な犬がボールを追いかけ、互いを追いかけ、じゃれあっているのがとても可愛らしいです。






これだけ多くの犬がいるとうるさいのではと思いがちですが、バンクーバーの犬はよくしつけられているので、まったく吠えません。また散歩中にヒモを繋がないのは当たり前。食料品店やカフェなど、犬を連れて入れない店の前には、飼い主の帰りを待つ犬が大人しく座っています。

面白いことに、犬が多い一方で、猫はほとんど目にしません。半年に一、二度見るかどうかで、だいたい飼い主が後ろについています。野良猫はまったくと言っていいほどいません。日本でよく聞く「犬派?猫派?」なんていう質問は、バンクーバーの人にとっては愚問でしょう。

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