メキシコシティの南部、車で30分程度で行くことができる場所がソチミルコです。
メキシコシティ一帯は、かつてテスココ湖に囲まれた湖に浮かんでいる水上都市テノチティトランと呼ばれていました。

 16世紀にスペインによって侵略されると、湖一帯の開発が行われて大規模な干拓が行われ今の形になりました。
そのかつての湖の名残を残している場所がソチミルコで、世界遺産にも指定されています。
狭い運河が道路代わりに利用されており、運河を通ることによって物流を確保したり、商品の購入をしたりしていました。
船頭は木の棒が1本でボートを上手に操り進んでいきます。

 日本でも一時期ブームになったウーパールーパーの生息地で、この動物の正式な名前は「メキシコサラマンダー」というソチミルコ原種の生物です。
今では観光地化されており、メキシコ人が休日に過ごす場になっているだけでなく、世界中から観光客が訪れる場所になります。
客引きも多いので初めての人は騙されないように注意する必要があります。


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