イギリスでは毎年3月から4月にかけてスーパーの商品棚にたくさんのウサギ(イースター・バニー)や卵(イースター・エッグ)の形をしたチョコレートが陳列されます。
この季節はイエス・キリストの復活祭にあたるため、生命や復活を象徴するイースターのシンボルであるウサギや卵が色とりどり春の装いで私たちの目を楽しませてくれます。




イースターになると、イギリスでは毎年バレンタインと匹敵するほどのチョコレート商戦が繰り広げられます。
イースター・バニーやイースター・エッグのチョコレートの大きさは、大きなものから小さなものまでさまざまです。
掌以上もあるような大きなチョコレートの卵を見たとき「食べきれない!」と思ったのですが、中身は空洞になっています。
この季節になるとチョコレートのほかにもウサギや卵に関連した商品がたくさん店先に売り出されます。

復活祭は国民の祝日と定められ、キリストが十字架にかけられた聖金曜日、その三日後の日曜日にキリストが復活したことをお祝いする行事となっています。
昨今では、イースターの宗教的な意味合いは薄れ、国民の祝日やチョコレートのイベントといった感じになっています。


Copyright(C) wowneta.jp