日本では「アンティーク」というと、希少価値の高いモノという感じがしますね。骨董品店も、場合によっては敷居が高くて最初の一歩がなかなか踏み出せないところも…。ここアメリカにもアンティークショップはたくさんあります。小さな町でも1~2軒のアンティークショップがあるところは少なくないはず。さて、実際のアメリカのアンティークショップの中は…?






 アメリカのアンティークショップはまるでおもちゃ箱! 骨董品というと少し気取った響きがしますが、一歩中に入ってみると、昔の人が実際に使用していた家具や食器、収集していたけどもう必要なくなったおもちゃやレコードに宝石など、実に様々なものが所狭しと並べられています。そして物や状態によって値段は違うのですが、お値段も意外とお手頃です。






 ウェッジウッドやマイセンといった高級ブランドの食器などもありますが、状態によって価格は様々。例えば私が購入したイギリススポード社のデミタスカップとソーサーは、一客12ドルほどでした(参考までに、同社のカップソーサーは10000円以上で取引されることも!)。まさに破格のお値段! アメリカでおなじみのファイヤーキングのマグカップなどは一個50セントで売られています。

 アメリカではニューイングランド地方をはじめ各地にアンティークショップで有名な町があり、なかでもペンシルベニア州にあるアダムズタウンという街は、Antiques Capital of the United States(アメリカのアンティーク中心地)を自負するほどアンティークショップがひしめき合っています。






 シカの角やクマの毛皮がどーんと置かれていたり(売り物です)、食器棚やテーブルなどまだまだ活躍できそうな家具があったり、アンティークショップは見るだけでも楽しい! 我が家でも新たに家具や食器を買うときは、まずアンティークショップをのぞくのが定番になってきました。見て楽しい、買ってうれしい、お得感満載のアメリカでのアンティークショップ散策、おススメです!


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