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【ホラー】史実を元に書かれた怖い童話 『ハーメルンの笛吹き男』

私達が子どもの頃に親しんだ童話の数々。その中でも、その終わり方の恐ろしさで印象に残るのが『ハーメルンの笛吹き男』です。グリム童話で広く知られるこの物語が、実は実際に起きた事件を元に書かれていること、皆さんは御存知でしょうか?

■『ハーメルンの笛吹き男』とは?

その昔、ハーメルンの街の住人はネズミの大発生に頭を抱えていました。
ある時、「ネズミ捕り」を自称する、カラフルな衣装の男が街に現れ、報酬と引き換えにネズミの駆除を持ちかけてきました。

街の人が駆除を依頼すると、男は笛を取り出し奏でながら歩き出しました。
すると、ネズミの群れがその後を追いかけました。男はそのままネズミを川まで誘導して、すべて溺死させてしまいました。しかし、街の人たちは男との約束を破り、報酬を払いませんでした。

怒ったネズミ捕りは翌日、街の人が教会にいる間に笛を使い、子どもたち130人を笛で誘いだすと、そのまま一緒に洞窟の中に入り、中から入り口を封印してしまいました。気づいた街の人々は子どもたちを返すよう懇願しますが、洞窟からは誰も出てくることがありませんでした。

■実在する都市、ハーメルンに残された伝承

物語の舞台となったハーメルンはドイツに実在する都市です。その歴史は古く、石器時代にはすでに原始的な集落が形成されていましたが、街の歴史を記した最古の公式な記録は13世紀末のものになります。その文書は、こんな出だしから始まっています。

“我らの子どもたちが連れさられてから10年が過ぎた”

そう。ハーメルンの歴史は、街から子どもたちが消えた悲劇的な事件から始まっているのです。

ハーメルンにあるマルクト教会のステンドグラスにはこのような説明文が添えられていたといいます。

“1284年 聖ヨハネとパウロの日
 6月26日
 色とりどりの服をまとった笛吹き男が
 130人のハーメルン生まれの子どもを誘い出し
 処刑場の近くでいなくなってしまった“

このような数々の記録から、ハーメルンの街から男が大量の子どもを連れ去った事件は実際に起こったものであると考えられています。

■ハーメルンの笛吹き男は変質的な猟奇犯罪者だった?

ハーメルンに伝わる子どもたちの失踪事件の真相にては災害説、流行病説(男が「ネズミ捕り」と名乗ったことから、一説にはペストとも)など、数多くの仮説が立てられていますが、中でも恐ろしいのは、歴史家であるウィリアム・マンチェスターの仮説です。

マンチェスターの説によれば、笛吹き男は小児性愛の性癖を持つ精神異常者でした。男はハーメルンに住むザクセン人の子どもたち130人を誘拐し、己の欲望を満たすために利用したというのです。子どもたちの中には、五体をバラバラに切断された上、森の樹の枝にぶら下げられた者もいたと、マンチェスターは語っています。

この他にも、巡礼者の集団や少年十字軍が子どもたちを連れ去った説、植民請負人によって子どもたちが売られた説(歴史的文献から、この仮説が最も有力とされます)などがありますが、いずれにせよ、その真相は闇の中であることには違いありません。

果たして、笛吹き男はなんのために子どもたちを連れ去ったのでしょうか。
そして、子どもたちはどこへ消えたのでしょうか……?



2015/12/13 19:00  Copyrights(C)wowneta.jp

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