アメリカの中西部に位置し全米で3番目に大きな都市、「シカゴ」。
皆さんは、シカゴと聞いて、どのような街を想像されますか。
東のニューヨーク、西のカリフォルニア、南のフロリダのように、あまり日本から足を運ぶ観光客は多くはありません。
シカゴの国際オヘア空港がハブ空港として 知られているので、乗り換えに使われる都市、という印象でしょうか。

私はシカゴに来るまで、車工場地帯に囲まれた都市、というイメージしかありませんでした。
けれども実際には、飛行機から到着時に見る景色が想像以上に綺麗だったことを覚えています。
高層ビルがそびえ立つその都市は、五大湖の一つであるミシガン湖に面し、そして多くの緑が溢れる郊外に囲まれる美しい場所でした。

シカゴ中心街は超高層ビルと共に多くの近代建築が立ち並ぶ一方で、古い建築物がとても多く点在しています。
「かっこいい!」という言葉がぴったりな街です。
1871年に街は大火災に見舞われたのですが、その後この街は美しく建設されました。
イタリア・ルネサンス建築が今も高層ビルの間に残され、 街に深みをあたえています。




シカゴはウィンディーシティと呼ばれ、風が強いことで知られています。
冬になると元々氷点下になる気温が、風がふいて体感温度マイナス30度以下になることも少なくありません。
そんなシカゴですが、夏になると暑さと明るさが戻り、観光客で街中は賑わいます。
観光バスが行き交い、ブルースやジャズが街のいたるところで響きわたります。
街中が趣に溢れ、シカゴが一層華やかになります。
ミシガン湖沿いに際立って、輝きを増す高層ビルの 夜景は、ニューヨークや東京 のそれにも劣らない美しさです。
魅力たっぷりのシカゴ、まだまだ素敵なところを探したいと思っています。


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