メキシコのメリダと聞いてもよく知らないという日本人がほとんどだと思います。
しかし、メリダにはある日本人の銅像が建てられています。
それが野口英世です。

日本のお札に描かれている野口英世は、黄熱病の研究をしたことではとても有名ですが、研究場所となるとアフリカというイメージが強いと思います。
ただ野口は、当時所属をしていたロックフェラー財団から派遣され、黄熱病の研究をメキシコのメリダでも行なっています。
そして、研究の結果開発されたワクチンによってここメリダに住んでいた人々は何人も助かることが出来ました。

これを祈念して、メリダの街には野口英世の銅像が建てられています。
メリダはメキシコシティから西に飛行機で1時間半程度かかる場所であり、カンクンに近いのですが、ここを訪れる日本人はあまりいません。
しかし、そんな場所にもかつて活躍をした日本人がいたことを感じさせてくれる造像です。
銅像以外にも野口英世博士地域研究センターというのが今でもメリダにあります。


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